k.a
2025/07/11 07:37
ラブ・セレナーデ / サントラ 洋画オリジナル
「ラブ・セレナーデ」(1996年)のサウンドトラックは、シャーリー・バレット監督のオーストラリア映画を彩る、独特で魅力的な選曲が特徴。ミランダ・オットーとレベッカ・フリスの姉妹が、隣に越してきたDJケン(ジョージ・シェフツォフ)を巡る奇妙な三角関係を描くコメディに、バリー・ホワイトの「Love's Theme」や「Can't Get Enough of Your Love, Babe」が登場。ホワイトの濃厚でソウルフルな曲は、田舎町サンレイの退屈さと姉妹の情熱的な恋心を皮肉に強調。60~70年代のポップやソウルが、映画のレトロで風変わりな雰囲気を高める。全体として、映画のユーモアと不気味さが交錯する世界観を音で表現した一枚だが、公式サウンドトラック盤は存在せず、劇中曲を個別に集める必要があるため、入手はやや困難。映画のカルトな魅力を音で味わいたいファン向け。
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