DISCASレビュー

1992年公開、ケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストン主演、ラブサスペンスの名作である。元シークレットサービスのフランク（ケビン・コスナー）が、脅迫を受ける人気歌手レイチェル（ホイットニー・ヒューストン）のボディガードとして雇われるところから物語は始まる。

任務を通じて二人の距離は次第に縮まり、やがて恋愛関係へと発展していくが、謎の狙撃犯の影が常に彼らを脅かしている。サスペンスとロマンスが絶妙に絡み合い、観る者の感情を揺さぶる展開が続く。

何よりも印象的なのは、ホイットニー・ヒューストンが歌う主題歌「I Will Always Love You」。彼女の圧倒的な歌唱力と感情のこもった声は、映画のラストシーンとともに深く心に刻まれ、今でも耳に残っている。音楽と映像が見事に融合した瞬間は、映画史に残る名場面といえるだろう。