暗闇の悪魔
【えぇ~!予想通りではあるけれど、宇宙人をもっと見せてよー】
(1957年・米・68分・カラー版)
監督:エドワード・L.カーン
原題:Invasion Of The Saucer
ヒックスバーグという田舎町の森の中に、空飛ぶ円盤が着陸した。
そうとは知らず、ジョニー(スティーヴ・ターレル)とジョーン(グロリア・カスティロ)のカップルは、デートの帰り道で何かを轢いてしまう。ジョーンは、最初は小さな男の子だと思ったが、実際は宇宙人だったようだ。二人は警察に届け出るが、誰にも信じて貰えない。
この空飛ぶ円盤の着陸については軍部も把握していたらしく、着陸現場に駆け付けていた。
一か月前にこの田舎町に越して来たジョー(フランク・ゴーシン)も目撃した一人だが、相棒のアート(リン・オズボーン)は信じない。
隠ぺいしたい軍部と、宇宙人を轢き殺してしまったと訴える若いカップル。そして、宇宙人の代わりに死体で発見されるジョー。
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これ以上書いては、観る楽しみを奪ってしまうというもの。B級好きは、この後の展開―例えば、宇宙人のビジュアルとか、地球に来た目的とか―に、当然、期待するのであるが・・・残念ながら、ジャケットのようなシーンはない。宇宙人の姿も一瞬しか見えなかったりで、モヤモヤが残る。
現場はある農夫の牧場の近くで、農夫が飼っている牛がその辺を歩き回っている。AmazonでDVDを購入した人のレビューによると、オリジナルはモノクロで、牛と宇宙人の戦いのシーンがあるらしい。でも、本作ではカットされているようだ。
私自身の備忘録のために記しておくのだけど、発見されたジョーの遺体も牛の遺体もかなり高濃度のアルコール中毒だったという。最初の若いカップルの話を聞いて現場に駆け付けたアートもアルコール中毒で倒れていたが、死には至らなかった。どうも、この大頭の宇宙人は、指の先から針状のものを出して、アルコール成分を注入するらしい。
~のようだ。~らしい。としか書けないのは、劇中では何ら明らかにされないからだ。
結論としては、頭の固い大人には解決できなかったけれど、若者の先入観のない柔軟さで宇宙人の弱点に気づき、若者たち(先のカップルの仲間)の協力によって宇宙人は退治されるのだ。
オススメはしないけれど・・・
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投稿を表示私も見てみようかと思っていた映画です。
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投稿を表示大頭人って、なんて読むんやー?
だいずじん? 大豆人って変換されるぞ