【デューン 砂の惑星 PART2】を内容解説無しで魅力を伝えるよ※ネタバレあり
こんにちは!
そぜです。
『今日何観よう?』のお手伝いができるように
お茶の間や映画館からつながる良質映画を厳選紹介しています。
慣れない中日の休日で寝坊した日。
みなさんはいかがお過ごしですか。
今週末は天気は悪そうなので絶好の『映画館』で外こもり日和ですね!
そんなあなたに今のタイミングうってつけの作品を紹介します。
それがコチラ
DUNE デューン 砂の惑星 PART2
★製作年: 2024年
★製作国: アメリカ、カナダ
★上映時間: 166分
★監督: ドゥニ・ヴィルヌーヴ
★キャスト: ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、
レベッカ・ファーガソン、オースティン・バトラー、
【あらすじ】
フランク・ハーバートの小説に基づくSF叙事詩の続編。希少な香料(スパイス)の産地である砂の惑星アラキス(通称デューン)。前作でハルコンネン家の陰謀によって父を殺されたアトレイデス家の跡継ぎ、ポールが、砂漠の民フレメンと行動を共にし、侵略者への反攻に転じていく姿を描く。
っていきなり何を言っているかわからないですよね。
「大領家の横文字が多数出てきたり、スパイスってなんや、美味しいの?」
「デューンなのにアラキスって方言か?名称統一してや」
と複雑怪奇な専門用語が四方八方の登場人物からろくな説明なしに投げかけてきます
告白します。
一応今回PART2を観るにあたりPART1を2回観たんですね。
最後は前夜に。
ただ正直DUNE Part1は観ていて辛かった。。
というかどこをとっても面白さを感じられなかったんです。
登場人物と専門用語同時多発テロ
解説無しの謎の設定。
Don’t ask, just WATCH!
のポリシーでこの世界がごく当たり前かのように説明は極力省かれてます。
「何故みんな鼻栓してるの?多分黄砂対策の強力Ver.?ぽいのは感じ取れるけど」
「ヴォイスて何の念力?なんであの人たちが」
「刺したら赤で守ると青みたいな謎ルールetc.」
色々感じることはあると思います。
そして話が全く進まない。。
復習のために2回目も観たけどそれでも
2時間半超が体感5時間位に感じて
何回気が遠のいたことか🥱。
そんな中、あまり期待せずに臨んだPart2
うぉぉぉーー!
すげーすげーすげー!
ブラボーブラブラボー👏!
観終わった後、館内で叫ばざるを得ない久しぶりのこの感情よ。
2時間半が体感2分半でしたw
それくらい度肝抜かれた。
ストーリーや個々の描写はとにかく観て体感してただいた方がいい
と思いますので極力割愛しますね。
ここでは2つのアプローチからDUNE PART2が観たくなるポイントを紹介したいと思います。
その1:新旧スターが結集したキャストの豪華さに注目
とにかくキャストがすごいです。
ヴィルヌーヴ監督がこの作品を作るために各地へ遠洋航海にでて
一本釣りで集めてきた図が想像できるレベル。
私の大好きな俳優もたくさんいて特にPART2はテンション上がったので
一言コメント付きで紹介します!
ティモシー・シャラメ
- 1995年生まれ
- NY州ヘルズキッチン出身
- フランスとアメリカ合衆国の二重国籍
- 芸術系高校を卒業後、コロンビア大学に入学。その後ニューヨーク大学に編入した才色兼備。
- 2014『ステイ・コネクテッド』同年『インターステラー』に出演
- 2017年『君の名前で僕を呼んで』で主演を務めアカデミー賞で主演男優賞にノミネートされた
【そぜメモ】
久々に現れた正統派ハリウッドスターですね。トム・クルーズ、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオの後継者になりうる人物だと思います。実は彼の主演ものはあまり観ていないのですが今思えば印象に残っていた「インターステラー」の主人公クーパーの息子役だったんですね。
ゼンデイヤ
- 1996年生まれ
- CA州オークランド出身
-
【そぜメモ】
ディズニーチャンネルの子役で有名になり、『グレイテストショーマン』『スパイダーマンホームカミング/ファーフロムホーム』でスター街道に。ひたむきな演技がなぜか杉咲花と被るんですよね笑。PART2では多分一番重要で一番難しい役を見事演じきっています。
ただ、プレミアに来ていたC-3PO衣装を見る限り
スターウォーズの方が好きみたいです笑🤖
レベッカ・ファーガソン
- 1983年生まれ
- スウェーデン出身
【そぜメモ】
ミッションインポッシブルのイーサンのパートナーといえばこのお方。PART1では上に従うだけの「ベネ・ゲセリット」の一員だったがPART2で覚醒。フレメンの教母となり顔にはタトゥーが刻まれ古巣の「ベネ・ゲセリット」と対決姿勢も。確実にPART3のキーキャラになっていくでしょう。というか未来永劫出てください。
ジョシュ・ブローリン
- 1968年生まれ
- CA州サンタモニカ出身
【そぜメモ】
子役活躍の元祖「グーニーズ」のマイキー兄役で映画デビューした元祖子役。その後は「ノーカントリー」「ミルク」でスターダムに。個人的にはヴィルヌーヴ監督の「ボーダーライン」が好きだったので再共演嬉しいです!
オースティン・バトラー
- 1991年生まれ
- CA州アナハイム出身
【そぜメモ】
最近出てきた新人的な印象でしたが結構下積み長かったんですね。タランティーノの「ワンスアポンアタイムインリウッド」のマンソンファミリー幹部がめちゃ色男で印象的。「エルヴィス」の主演はもうエルヴィスプレスリーが乗り移ってましたね。今回のフェイド=ラウサは正直全く彼とはわかりませんでしたが最高でした。SWのダースモール的な立ち位置を思いました。もっと末永く出続けて欲しかった(が、彼のDNAは次作以降もキーキャラとなりそうですね)
フローレンス・ピュー
- 1996年生まれ
- イングランドオックスフォード出身
【そぜメモ】
「サイコ」以来の絶叫女優(勝手に呼んでいる)がお見事過ぎた「ミッドサマー」のヒロイン。この先は「ストーリー・オブ・マイライフ」「君たちはどう生きるかキリコ役」「オッペンハイマー」と今や飛ぶ鳥を落とす勢いの持ってる女優です。ストーリーではティモシーと共演済なので今後夫婦として息があってくるでしょうか。
デイヴ・バウティスタ
- 1969年生まれ
- ヴァージニア州アーリントン出身
【そぜメモ】
アメリカのプロレス団体WWEの殿堂にも入っている元カリスマプロレスラーです。
映画も結構なチョイ役で出演してますが存在感半端なくて主役食っちゃうことも笑。
声が激渋なのでアニメの声優にも出てます「君たちはどう生きるか」では國村隼演じるインコ大王の英語声優してますが激渋です。個人的にはシャマラン監督の「ノック」のほぼ主役級キャラが大好きです。PART2でも素晴らしい存在感でした。
クリストファー・ウォーケン
- 1943年生まれ
- ニューヨーク州ロングアイランド出身
【そぜメモ】
ディアハンターの彼はヤバかったですよね。なんか私が好きな作品の大抵に出ている気がします(調べてないけど)。PART2では権力最強だけどどこか胃薬飲んでそうな気弱なおじいちゃん皇帝でした。いつも「ソウシリーズ」のジグソウ役トビン・ベルとの違いが分からなくなるのが悩みです。
レア・セドゥ
- 1985年生まれ
- フランスパリ出身
【そぜメモ】
おじいちゃんは映画会社社長、母は石油王の孫というリアル「ベネ・ゲセリット」的な特権階級女優です。もちろん実力もすごくて『アデル、ブルーは熱い色』ではカンヌ国際映画祭でパルム・ドールも。ミッションインポッシブルと007どちらでも重要なキャラを演じています。今回も先々の家系戦争において重要なキャラで末永く出て欲しいですvol.2
ステラン・スカルスガルド
- 1951年生まれ
- スウェーデン出身
【そぜメモ】
黒いスキンヘッド集団「ハルコネン家」のウラディミール・ハルコンネン男爵をお務めあげた巨匠。スウェーデンでは国宝級扱いされているらしいです。
DUNEプレミアの彼を観てめちゃ痩せてるやんてなりました。イケオジですね。
彼「パイレーツカリビアン」のウィルターナーの父のビルターナー(ブーツストラップビル)だったんですね。びっくりしました。
本作では準ラスボス級の役割を演じていて相当目と心に焼き付いてしまったのも彼の言葉少なな迫力ですね。
アニャ・テイラー=ジョイ
- 1996年生まれ
- フロリダ州マイアミ出身
【そぜメモ】
ネタバレになりますがプレミアにもがっつり参加しているし
監督もポールのアリア役とほぼ言っているので紹介しておきます。
PART2では胎児役で登場してます笑。あとは予知夢を観れるポールの頭の中で1カットだけ登場。
この瞬間全俺がざわつき歓喜の雄たけび笑。
まだクレジットにも明記されていないのですがPART3では主要キャラとして出てくるのは間違いないですね。本当に出てくる作品全てが存在感あるキャラなので今後が楽しみです。
もちろん「フュリオサ」も観に行きます!
その2:惑星DUNE全史について考察(というか妄想)
ここからはストーリー全無視で私のDUNE好きが暴走した妄想入ります👼🏻。
本作を映画館で観ている途中実はずっと思ってまして。
どこか既視感があるなあ、と
(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は今回既視感を出来るだけ出さないように
と思い切り言っていますが笑)
私が感じた既視感はPART1との既視感ではなくて
他の全く関係ない映画達との既視感なんですね。
当然他の作品を参考にしたり意図的なオマージュとかもあるかもしれないのですが
それが何なのかを書き出したら一見説得力のありそうなw
惑星デューンの全史もしくはパラレルワールドが出来上がってしまったので
それらの作品紹介がてらデューン全史を紹介します。
最初に言っておきますがここからは作品自体の内容や監督の意図とは全く関係ない
トンデモ考察になりますのでななめ読み程度でご笑覧ください。
ただ紹介する作品はどれも大好きなやつなので未見であれば
答え合わせがてら観ていただければ嬉しいです(最後に作品載せておきます)
あらすじ
舞台は惑星デューン🪐
位置は近くにある超大質量ブラックホール「ガルガンチュア」の重力で
海水が引っ張られているせいで定期的に極大津波が発生する水の惑星(ミラーの星)の隣くらい。
※作品1
デューンは文明が発達していたが核兵器による戦争により水も無い砂漠化した星に。
そこで再び人類が生まれ、かろうじて生まれた文明は物資と資源を暴力で奪い合う世界。
その名も「ウェイストランドWasteland🪐」
※作品2
狂気が正義なあの世界で生き抜くために己を磨くのが全てな弱肉強食の時代。
ここでマックスやフュリオサが奮闘していたが
そこでもやはり無知な権力者による核の使用が。
『火の7日間🔥』と言われた核戦争で再び人類は滅亡。
※作品3
それから千年後、
汚染された大地には『腐海』に覆われ、
そこには王蟲と呼ばれる巨大生物達がうごめいていた。
毒から守られている【風の谷】で生きながらえた人類は
王妃ナウシカの統治の下、腐海と共生する決意をする。
時は流れまくって西暦10190年。
かろうじて生き延びた生存者は長い年月をかけて
文明を築き、各惑星を大領家が治めるまでに。
惑星デューンは相変わらずの砂の星
古代にいた王蟲🐛は進化を遂げて
シャイイ・フルドという貴重な資源である
スパイスを生み出す砂虫🪱になっていた。
※作品4
古代に活躍していた戦士マックスのDNAは
スティルガーというフレメン(戦士)のリーダーに、
正義を貫く女戦士フュリオサのDNAは
アトレイデス家の後継者ポールの妹アリア(⁉︎)として転生
惑星デューンでしか取れないスパイスを求めて
各大領家の威信をかけた壮大な宇宙戦争が今始まろうとしている。
エピローグ
長い戦争で再び大領家同士による核戦争が勃発し全人類が犠牲に。
その中で唯一の生き残り人類であるマシコフとゲデバンは
謎の異星人のテレポート装置によって
デューンとは別の砂漠の惑星へ飛ばされてしまう。
そこには『キュー』と『クー』しか話さない
謎の【不思議惑星キンザザ】だった!!!
※作品5
完
※作品1:インターステラー(2014年、アメリカ/イギリス/カナダ)
※作品2:マッドマックス怒りのデスロード(2015年、アメリカ)
※作品3:風の谷のナウシカ(1984年、日本)
※作品4:デューン 砂の惑星(2020年、アメリカ)
※作品5:デューン 砂の惑星(2020年、アメリカ)
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🎞️ シチュエーション別映画紹介はストーリーズ
👨🏻💻今まで観た数5,000本のシネマニア
👨🏻💻TSUTAYA映画マガジン【Discover us】コラムニスト
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投稿を表示私も前日にPART1を復習してから見に行きました。
復習したので、続きもののドラマを見る感じで見れて良かったです。
ところが、数回意識が遠のきまして(;^_^A、話がよく分からなくなってしまいました。
でも、明らかにPART1 より面白かったと私も思います。
砂虫に乗るシーンとか、アクションシーンなど、1より動きが激しくなって見応えアリでしたね。
ラストは切ない。。。PART3のときは、1と2を復習しなきゃです(笑)
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投稿を表示そろそろ観なきゃいけないなと思っているリストに入ってます
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投稿を表示やっぱり面白いんですね🔥何故かSF映画は全くレビューが書けないジャンルです😂でも演者が好きな人ばかりだから、それをキッカケに観に行こうかなぁ、なんて思ってます😊
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