k.a
2025/10/08 22:48
マウス・オブ・マッドネス
『マウス・オブ・マッドネス』(1994)は、ジョン・カーペンター監督によるホラー・スリラー。保険調査員ジョン(サム・ニール)が、人気ホラー作家サター・ケイン(ユルゲン・プロホノウ)の失踪を追う中、ケインの小説「マウス・オブ・マッドネス」の世界が現実を侵食。読者が狂気に陥り、怪物が現れる。カーペンターの「黙示録三部作」の一つで、メタフィクションと現実と虚構の境界の崩壊を描く。ニールの熱演、クトゥルフ神話風の不気味なクリーチャー、サイケデリックな雰囲気が魅力だが、難解な展開で賛否両論。カルトホラーやメタホラー好きにオススメ。
コメントする
1
件の返信
(新着順)
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示k.aさん、初めましてですよね。
本作をご覧になり、かつ、「クトゥルフ神話風」などという形容をされているので嬉しくなりました。「同志!」とお呼びしてもよろしいでしょうか。
本作はサム・ニールにユルゲン・プロホノフというホラーに似合うお二人が出ておりますね。サム・ニールは『オーメン3』とか『イベント・ホライゾン」などでも闇の中に堕ちていく役を楽しそうに演じてましたし、プロホノフは『ザ・キープ』でホラーも似合うということを実証しました。
化物はまだ、CGではなく特殊メイクやアニマトロニクスなどで存在感があって良かった(怖かったという意味です。)です。終盤では逆にあまり化物そのものを出さないで恐怖を醸し出しておりましたね。