DISCASレビュー

k.a
2025/10/08 22:49

ロスト・アイズ

『ロスト・アイズ』(2010)は、ギリェム・モラレス監督によるスペインのサスペンス・ホラー。視力障害を抱える盲目の女性ジュリア(ベレン・ルエダ)が、双子の姉アイサの不審な死に疑問を抱き、真相を追う過程で手術による一時的な失明に陥る。姉の家に潜む不気味な気配、視覚を失った状態での心理的緊張、巧みなミスリードが魅力。ルエダの演技とデル・トロ製作の洗練された演出が光るが、後半の展開は賛否両論。視覚の喪失を活かした恐怖体験を求める人にオススメ。

コメントする