DISCASレビュー

カッツ
2025/12/08 08:16

危険な戯れ

1994年公開,フランス映画、アニセー・アルヴィナ、アラン・ロブ=グリエ、シルヴィア・クリステル、ジャン=ルイ・トランティニャン、フィリップ・ノワレといった、フランスを代表する名優たちが顔を揃えた異色作である。

本作は、フランス映画ならではのエロティシズムとユーモア、そしてサスペンスが入り混じった独特の世界観を持つ作品であり、物語は荒唐無稽で破綻寸前とも言える展開ながら、一場面ごとの演出や雰囲気には不思議な魅力がある。フランス映画

筋書きの整合性よりも、映像の官能性や登場人物たちの奔放なやりとりを楽しむタイプの映画であり、観る者を選ぶ作品ではあるが、フランス映画の自由な表現に触れたい人には一見の価値がある

ただし、性的に過激なシーンが多く含まれており、鑑賞には一定の覚悟が必要。その点では、万人向けとは言い難いが、“映画とは何か”という枠組みを揺さぶるような挑戦的な一作とも言える。

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