仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
仮面ライダーとスーパー戦隊が戦う話です。
タイトルには入っていないものの、放送当時のライダーと戦隊として、フォーゼとゴーカイジャー・ゴーバスターズの登場シーンが多いです。後、ディケイドと電王も目立ってますが設定が便利すぎなんですよね。だからといって、最後の最後でディケイドでお決まりのやりとりをやるのはやり過ぎ感がありましたが。
話の内容としては、ゴーカイレッドが「ディケイドに戦隊ヒーローが倒された」と主張してライダーを襲い、逆にディケイドは「ゴーカイレッドにライダーが倒された」と主張して戦隊ヒーローを襲っており、どちらに正義があるのか分からない状態から始まります。
この作品に限らず、東映のヒーロー同士が戦う映画にありがちなことなのですが、一方を上げるために一方を下げるみたいな描写があるのが残念なところです。冒頭から昭和の7人ライダーがゴーカイレッド1人に瞬殺されるところが顕著でしたね。ゴーカイレッドが強いのは分かりますし、放送終了したばかりの戦隊のレッドだから目立たせたいという大人の都合も分かりますが、だからといって昭和のライダー達をショッカー戦闘員並の扱いにしちゃダメでしょ…… 逆にディケイドも同じようなことをしており、目立たせたいヒーローとその割りを食うヒーローがはっきりしすぎています。
そしてもう一つのお決まりのパターンとして、悪に堕ちたと思っていたヒーローが実は演技だったというものがあり、ネタバレになってしまいますがこの作品もそのパターンです。そしてそのせいでディエンドがラスボスになる流れも言いたいことは分かるけどその行動は分からないというものでした。
この頃の東映は短いスパンで大量の映画を作っていたため、粗製濫造になってしまっている部分があります。ライダーと戦隊のコラボという素材を活かしきれていない印象でした。