ストーリー

『ストレンジランド』（1998年、米国、原題：Strangeland）は、ジョン・パイパー＝ファーガソン監督によるホラー・スリラー映画。ディー・スナイダー（ツイステッド・シスター）が脚本・主演を務め、インターネットの闇に潜むサイコパス、カールトン・ヘンドリックス（スナイダー）が、ティーンエイジャーを誘拐し拷問する物語。警察官マイク（ケヴィン・ゲイジ）と娘ジニー（リンダ・カーデリーニ）が追跡する。95分、R18+、日本では劇場未公開、VHS・DVDでリリース。スナイダーの不気味な演技と、90年代のネットカルチャー（チャットルームやゴス文化）が時代感を醸し出す。ピアッシングやスカリフィケーションの過激な描写は衝撃的だが、ストーリーの単純さと低予算感が目立つ。映画ではツイステッド・シスターの楽曲や、セパルトゥラ、ビリー・アイドル、マリリン・マンソン、コール・チェンバーなど90年代のヘヴィメタル・オルタナティブロックが使用され、ゴス/インダストリアルな雰囲気を強調。