
【アカデミー賞授賞式おもしろすぎる】衝撃のジョーク!「スターウォーズのルークがボケる」映画を観る目が変わります
アメリカのアカデミー賞
毎年WOWOWで観るようになって3年。
涙出る程感動するからぜひ、記事でお伝えしたい。
受賞スピーチだけでは
伝わらない魅力を熱弁します
アメリカのアカデミー賞はブラックジョークが炸裂する。
今回の司会は「コナン・オブライエン」という人気司会者。
一発目のボケは
「アカデミー賞4回視聴のコナン・オブライエン!」の
登場
アイラブLA,
つまり火災で燃えた街を応援メッセージで始まり、
ノミネート作品をインサートしながら進行する。
今回、ドナルド・トランプの映画もあったので
どれほどイジルのか、という感じだが、深くはいじらなかった。
「分断の時代だからこそ」や、
「ウクライナに栄光あれ!」
「ポジティブな発信を続けたい」というスピーチでは拍手が起きていた。
そんな中、
イスラエルとパレスチナの平和を訴え
イスラエルをきちんと批判したドキュメンタリー
「ノー・アザー・ランド」の監督がいた。
司会のコナンはボケまくる。
『ブルータリスト・・・・映画の時間が、終わってしまうのが残念だ、
という気持ちになっていたら、本当に終わらなかった』
(3時間超えで、休憩を挟む長尺をイジった)
『名もなき者、リアルペイン(厄介者)、ノスフェラトゥ(吸血鬼)』
私はさっき裏でそう呼ばれてました(;'∀')
と、映画ごとにボケを用意しているのだ。
この度胸がすごい。
映画「アノーラ」はFワード(罵詈雑言のような表現)を479回言った。
これは、カルロ・ソフィア・ガスコンの広報担当より3回多い!
(過去の暴言で主演のノミネートを取り消されたカルロをイジル。これは知らないとわからない)
そのカルロが会場にいたのも感慨深い。
(ジェンダーで主演初ノミネートのはずだった)
そしてなんと
後半
「本人より人気のキャラフィギアが高額になっているこの人です!」
で、
スターウォーズのルークこと「マーク・ハミル」登場!
スターウォーズの生演奏で登場・・・そこでなんと!
「ジョーズの曲を希望したら、却下されました・・・」
とボケるマーク・ハミル(;'∀')
こんな感じでとにかく
スケールも笑いの破壊力もすごいのだ。
007の権利をAmazonが買ったから、という話題から、
ジェフ・ベソス来てます!
はい、こちら、
とAmazonの段ボール(人が入る大きさ)を
置き配で投げ捨てる様子がカメラに映っているのだ。
そのジェフが入った段ボールがしかも盗難されてしまう(これは社会問題イジリですね)
場内爆笑。手の込んだボケ。
中盤で
本物のヒーローの登場です、と火災鎮火に活躍した
消防士を呼び、スタンディングオベーション。
そこからさらに、隊長にジョークを言わせる
「家を失った方にはお悔やみ申し上げます、
これはジョーカー・フォリ・ア・ドゥのプロデューサーへ。」
(ジョーカー2はご存知の通り酷評)
⇧このブラックジョークというか罹災者もいるのに
もはや中傷を消防士に言わせるこのアカデミー賞の笑いへの
貪欲さ、どうなってるんだ(;^ω^)
一番ウケたボケが鋭くて、
番組、の終盤。
長丁場・・・・
『えーー、ここでまだ見ている人は、ストックホルム症候群です!』
これが、単発のしゃべりボケでは一番ウケていた。
ストックホルム症候群とは、
誘拐犯などと一緒にいるうちに情が湧いて連帯してしまう心理。
(すぐに意味が分からなかったけど、フレーズで笑う)
「デューン砂の惑星2」
では、撮影所にスマホを持つのが禁止された・・・なぜか?
演者が
「デューン、解説」でググってしまうからだ
(作品の意味がわかりづらいというツッコミ)
このように日本では考えられないボケが炸裂するアカデミー賞
トランプいじりこそなかったものの、
平和を希求する声、
「映画とは芸術、総合芸術」
芸術にはわたしたちを団結させる力があります、
世界中の映画が持つ、魔力、激情、壮大さや喜びは、永遠に記憶に残ります
とコナンは言う。
最後に
アノーラで監督賞を受賞した時の
ショーン・ベイカー監督の言葉を引用したい
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今日ここに集まったのは映画ぎすきだからです
どこで好きになったか?もちろん映画館です
みんなで映画を見るのは素晴らしい体験です。
一緒に笑ったら泣いたり打ちのめされたり、
世界の分断を感じる今こそより重要です。
家では味わえない共同体験です
今、映画館は危うい状態で、特に独立系の映画館は苦戦しています。
支えるのは我々です。
パンデミックで1000近いスクリーンを失い、今も減り続けています、
なんとかしないと文化の一部を失います
お願いです、劇場用の映画を作り続けてください、
配給会社の皆さん、まずは劇場公開に集中してください、
親御さんは子供たちを映画館に連れて行き、次世代の映画愛好家を育てましょう、
それから私たちも映画館に行きましょう
映画を作り続けて行きましょう
私が5歳の時、母が映画を教えてくれました。
今日は母の誕生日です、愛してる、ありがとう
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映画は芸術であり、
団結を生む。
私が求める社会、暮らしは「芸術」のように
人々が夢を見て、人を愛す高度なものであり、
人の暮らしを芸術に高めるために
私は映画を吸収しているのだと思い至った。
と、いうことで伝えきれない
コナン・オブライエンのボケは
YouTube解説でどうぞ!
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投稿を表示「映画とは芸術、総合芸術」については北野武監督もインタビューで同じことを言われてました。
「映画はあらゆる物を吸収する。音楽も絵画も私的な言葉も表現ができるもの、自分の中では映画が総合的なアートである」