ストーリー

k.a
2026/01/28 07:31

クリード 炎の宿敵

『クリード 炎の宿敵』は、私にとってロッキーシリーズの伝統をしっかり受け継ぎながら、新世代の葛藤を熱く描いた最高の続編で、何度観ても胸が熱くなる作品です。2018年の映画で、アドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)が世界チャンピオンになった後、父アポロを殺したイワン・ドラゴの息子ヴィクター(フロリアン・ムンテアヌ)が現れ、因縁の対決に挑むストーリー。まさに『ロッキー4』の現代版みたいな構成で、復讐と親子、師弟のテーマが絡み合って、感情が揺さぶられまくりなんですよね。

特に心に刺さるのは、アドニスの「父の影」と向き合う姿。ロッキー(シルヴェスター・スタローン)の指導の下で強くなった彼が、今度は自分の家族(妻ビアンカと生まれてくる子)を守るために戦う。試合前のトレーニングシーンは相変わらずカッコよくて、汗と努力の匂いが画面から伝わってくる。ヴィクターとの対決も、ただの肉弾戦じゃなくて、過去のトラウマや父親の呪縛がぶつかり合う心理戦が深くて、リング上のパンチ一つ一つに重みがあるんです。クライマックスの試合は、カメラワークがダイナミックで、打撃の衝撃が体に響くような迫力。アドニスが最後に立ち上がる瞬間は、もう涙腺崩壊レベルで、シリーズファンなら確実にグッとくる。

ロッキーの存在も最高で、老いた体でアドニスを支え続ける姿が切なくて優しくて、まるで本当の父親みたい。ドルフ・ラングレン演じるイワン・ドラゴの復活も、冷徹に見えて実は息子への複雑な愛がにじみ出ていて、意外と人間味があって好き。全体的に「遺産をどう継ぐか」「過去をどう乗り越えるか」というテーマが、アクションとドラマの両方でしっかり描かれてて、観終わったあと「これぞボクシング映画の醍醐味」って実感するんです。

もちろん、ストーリーが『ロッキー4』をかなり意識してるから、予定調和っぽく感じる人もいるかも。でも私にとっては、それが逆に安心感と感動を生んでる。マイケル・B・ジョーダンの演技も、体も表情もどんどん進化してて、彼の成長がアドニスの成長と重なって胸熱。続編の『クリード3 過去の逆襲』ではロッキー不在でマイケルが監督デビューしたけど、この2作目の「師弟の絆」が一番好きかな。

 

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