【ネタバレ】 PERFECT DAYS なんでもない日常がもっと好きになる
はいさい!めんそーれ🌺
映画大好き沖縄人エリオです!
年末に『PERFECT DAYS』を観てきました
すごく情緒的というか心に響くというか
派手な映画ではなく淡々と日常を描く作品ですが泣けました
ラストに流れる音楽と平山の表情
セリフのないシーンでしたがじんわりと心に響く
流れゆく日々の中で彼は何を考えて過ごしているのか
後半に会話で出てくる「重なり合う影」について
重なり合う影は濃くなるのかならないのか
一件なんともない会話のように聞こえますが、無口な彼が作中一番声を出した場面
「重なり合った影が濃くならないわけがないでしょ」
この言葉が平山の、同じ日の繰り返しのように見える日々をどう思ってるか感じ取ることが出来る
同じ時間に起きてコーヒーを買って仕事場に向かう
神社でご飯を食べて風呂に入って飲みに行って帰る
休みの日は洗濯をして写真を取って本を買ってスナックに行く
そんな同じ日の繰り返しに見える平山の日常は小さな変化が日々起こっている
一緒に働いていた同僚は恋をしてフラれて仕事を辞めた
妹の娘が家を訪ねてきたり、スナックではある場面に遭遇
ホームレスが移動してたり、耳が好きな男の子と出会ったり
神社で植物を採集したりと
日々の行動は変わらないがその周りの変化に触れている
木漏れ日の写真を撮り、休みの日に写真を見る
重なり合う葉っぱと漏れ落ちてくる光は撮るたびに変わる
同じ日は一つもない
その日だけの木漏れ日を写真に撮って記録する
重なり合う影は濃くなるはず
影と影が重なり合って何も変化が起きないはずがない
そんな平山の日常に対する想いが詰まった影についての言葉
平山にとって何気ない日々は完璧な一日
エンドロールでは余韻に浸り、心地よい音楽で締める
印象的だったシーンは
無口(平山 と無口(写真屋 のやり取り
今は今、今度は今度
「影踏み…しましょうか…?」「ええっ…」
などなど
特に印象的だったのはトイレで交わした丸バツゲーム
あのやり取りこそが彼の好きな些細な変化
いやー面白かった
なんでもない毎日がもっと好きになる
邦画が好きな方、役所広司が好きな方にオススメの作品です
平山さんのあの丁寧な仕事っぷり
大雑把な私はあれを見て自分もあんな風に一つ一つ仕事を丁寧にやってみたいと思った
ある意味仕事をしたくなる映画でもありました
インスタグラムで映画レビュー投稿しています!
映画好き、沖縄好きの方はぜひぜひ覗いてみてくださ―い!
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投稿を表示シネマニストの一部の方同士で、この作品激推しになってるんですよね☺️
ある意味仕事をしたくなる、その気持ちもすごく共感できます✨
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