やはりキャプテン・アメリカブランドは信頼できる『キャプテン・アメリカＢＮＷ』

“正義の象徴”を受け継いだ〈新たなキャプテン・アメリカ〉の物語。アメリカ大統領ロスが開く国際会議でテロ事件が発生。それをきっかけに生まれた各国の対立が、世界大戦の危機にまで発展してしまう。この混乱を食い止めようとする新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンに、〈赤いハルク〉と化した大統領ロスが襲いかかる…！だが、全ては“ある人物”によって仕組まれた陰謀だった——。

『デッドプール＆ウルヴァリン』や『サンダーボルツ*』はお祭り映画ですが、この『キャプテン・アメリカBNW』と夏の『ファンタスティック４』はMCUにとっての勝負作であり、絶対に外せない一本。そんな重責を担うことになった二代目キャップことウィルソンの奮闘を描きます。

最近、世界観が拡張する一方だったＭＣＵ作品の中で久しぶりに地に足が着いた作品になったと言えるでしょう。”サンダーボルト”ロスを引っ張ってきたのもの絶妙でした。

過去作からの引用も程よく楽しく、久しぶりにシリーズであることが良い方に回ったと思います。

やはりキャプテン・アメリカブランドは信頼できます。

予習作品としては意外な感じがするかもしれませんが『インクレディブル・ハルク』がお薦めです。

“初代”キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから最も信頼され、『アベンジャーズ／エンドゲーム』のラストでヒーロー引退を決めたスティーブから盾を託されたファルコンことサム・ウィルソン。新たなキャプテン・アメリカとなったサムは、誰が味方で、誰が敵かさえもわからない陰謀と壮大でミステリアスな戦いに巻き込まれていく。ハリウッドの生きる伝説ハリソン・フォードが、アベンジャーズと因縁がありアメリカ大統領となったサディアス・ロスを演じる。