ストーリー

リチャード・オブライエンの「ロッキー・ホラー・ショー」のオリジナル・サウンドトラックは、深夜の狂気が舞台で炸裂するような、奇抜で扇情的な音の祭典。ジム・シャーマン監督のカルト・ミュージカルに寄り添い、グラムロックのキラキラしたギターとキャンプなボーカルが、異次元の快楽と怪奇な愛を抽象的に描き出す。ピアノの軽快なリフとブラスの挑発的な響きが、70年代の反骨精神を弾けさせ、合唱の熱狂が観客を異世界へ誘う。抑制されたビートは秘密の誘惑を、華やかなメロディは解放の喜びをそっと抱きしめる。TSUTAYA DISCASでこのディスクをレンタルすれば、常識の枠を飛び越える、猥雑で心躍る音の狂宴が広がる。