DISCASレビュー

カッツ
2025/10/28 07:43

冬の華

1978年公開、降旗康男監督・倉本聰脚本による『冬の華』は、高倉健主演の“純愛やくざ映画”として知られる作品である。
舞台は横浜・山手周辺。今でもロケ地の面影が残っており、映画の世界を追体験する“聖地巡礼”も楽しめる。
物語は、寡黙なやくざ・高倉健が、かつての罪を背負いながらも、池上季実子演じる高校生の少女に「あしながおじさん」のように優しく接する姿を描く。彼女の初々しさと健気さが、健演じる男の孤独と優しさを際立たせている。
暴力の世界を背景にしながらも、物語はどこかロマンチックで、静かな情感に満ちている。

 

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1 件の返信 (新着順)

横浜が舞台なんだけど、あのクラシック喫茶は京都で、池上季実子の寮はわての母校の女子寮が使用されてました。これを見て×✖×屋さんは涙するそうです。「お帰り健さん」と「ゴッドファーザー」のR・デュバルを主人公にしたとのことです。


カッツ
2025/10/29 19:45

そうですか、知りませんでした。