今年は海外式でギフトを贈る?バレンタインデーまでに観ておきたい映画5選
こんにちは!
そぜです。
『映画×旅』をキーワードに
国内・海外問わずテーマを決めて
世界中の世界遺産と映画ロケ地を巡るのをライフワークにしています。
本年も画面の先の皆様にすっと入っていけるような
分かり易く独自の切り口でコラム紹介していこうと思いますのでよろしくお願いいたします!
2024年もはじまり、怒涛のイベントが過ぎ去りつつありますが、
落ち着く間もなく百貨店や商店街はすっかり模様替えを完了しているはずです(今週末からかな。。)。
はい、次なるイベントは
バレンタインですね。
本番は2月14日ですが既に”プレ”バレンタインははじまっています!
ここで
チョコレートを買おうを焦り出す女性の方々。
今年ももらえるかドキドキしがち、または毎年もらえないから俺には関係ないと思っている男性の方々。
実はその風習、日本独自のもので、海外のバレンタインは全く違います
(というか真逆です)。
まずはそもそもとしてバレンタインの起源を(映画紹介やないんかい)
バレンタインの起源
ローマ帝国時代、西暦269年2月14日に処刑された、司祭ウァレンティヌスを祀る日。
当時のローマ皇帝クラウディウス2世は、戦争へ出兵する若者が減少傾向にあることを憂い、
その原因は家庭を持つことにあるとし、結婚禁止令を出しました。
その中でウァレンティヌス司祭は家庭や恋愛をせずに戦地へ送られる若者のために内緒で結婚式を執り行っていたのですが皇帝にバレてしまい処刑されてしまいました。
その後処刑された2月14日にウァレンティヌスは「聖バレンタイン」という聖人としてローマ国民がお祈りをする日となり、現在は恋人達が愛を誓いあう日として世界各地でさまざまな形で祝われるようになったそうです。
バレンタインデーにチョコレートが主役となり、女性が男性に贈る文化は、日本独自のものです。
海外ではチョコレートももちろんありますが、それに限らず、カードや花束、お菓子などを男性が女性に、または異性問わず家族、友達に贈ります。
バレンタインデーにチョコレート
ホワイトデーにクッキー
土用の丑の日にうなぎ
クリスマスにケンタッキー
これらはいずれも日本独自の風習で、巧みなマーケティング戦略の賜物なのです。
その上で今回は世界のバレンタインデー視点で恋愛&家族愛にあふれた
バレンタインデーに観たい映画を5つご紹介いたします!
1.アメリ Ameri
- 製作年:2001年
- 製作国:フランス
- 上映時間:120分
【あらすじ】
小さい頃から変わり者で空想の世界が一番の遊び場だったアメリ。22歳になった今でも、モンマルトルのカフェで働き、愛する濃い人々に入り込み幸せにしていく。
そんな本人にも恋に落ちた青年が表れ戸惑いながらも気持ちを打ち明けようとしていくが
【みどころ】
初めに観た時はホント強烈だった。色鮮やかなアートとフランス人の国民性を鑑賞しているような。
アメリで流れる情緒あふれる音楽と彼女の妄想がマッチしててパリの何気ない風景が素晴らしい舞台に。そして現実でも本作の舞台は観光客が絶えない名スポットになっている。
そして人形を連れて世界を旅する人が増え、主人公をタイトルにした冠ムービーも増えた。
ハリウッド以外の映画において皆が憧れ、様々なスタンダードを築き上げた名作。
恋愛に対して純粋なアメリの自由奔放スタイルがバレンタインデーに合いそうです♪
尚、当時アメリが好きすぎて現地行くたびにロケ地巡りしていました。
昨年も行く機会があったので実際に巡ったロケ地写真を一部ご紹介しますね。
2.ショコラ Chocolat
- 製作年:2000年
- 製作国:アメリカ
- 上映時間:121分
【あらすじ】
古くからの伝統が根付くフランスの小さな村に、ある日謎めいた母娘がやってきてチョコレート・ショップを開店する。厳格なこの村に似つかわしくないチョコだったが、母ヴィアンヌの客の好みにあったチョコを見分ける魔法のような力で、村人たちはチョコの虜になっていく。
【みどころ】
バレンタインにチョコレートは関係ない!
と言いながらしっかりおすすめに上げてしましました笑。
ただこれは内容がいい。さながら「ビノシュと小さな村のチョコレート工場」。
小さな妖精は出てこないが、ファンタジー感はたっぷりで楽しめます。
ジョニーデップも虜になってしまう魔法のチョコレートをバレンタインまでに探してみては?
3.きみに読む物語 THE NOTEBOOK
- 製作年:2004年
- 製作国:アメリカ
- 上映時間:123分
【あらすじ】
とある療養施設に独り暮らす初老の女性。彼女は若かりし情熱の日々の想い出を全て失っていた。そんな彼女のもとへデュークと名乗る初老の男が定期的に通い、ある物語を読み聞かせている。それは古き良き時代、1940年アメリカ南部の夏の恋物語だった。
【みどころ】
万人におすすめできる名作。途中で物語の構成やオチは勘づく様になっててそれゆえに最後のシーンは誰も想像出来ない作りに仕上げたのは見事。
若きレイチェルマクアダムズとライアンゴズリングが全力でイチャイチャしまくるのが逆に清々しい。
撮影後実際に付き合ったのもこの作品の彼らの演技を観れば納得。
バレンタインの日に彼らの抑えきれない大恋愛を観て号泣するのはいかがでしょうか。
4.幸せへのまわり道 A Beautiful Day in the Neighborhood
- 製作年:2019年
- 製作国:アメリカ
- 上映時間:109分
【あらすじ】
悩める若き雑誌記者が、子ども向け番組の司会者として人気者だったフレッド・ロジャースへの取材をきっかけに奇妙な友情を育み、彼との交流を通じて人生の迷いから解き放たれていく知られざる感動秘話を心温まるタッチで描く。
【みどころ】
子供番組の司会者で有名なフレッドロジャーとその仲間たち。
彼を演じたトムハンクスが素晴らしすぎた。
改めてすごい役者だと感じさせてくれる圧倒的な演技。
色々グッとくる場面多いが、一番印象に残ったのは地下鉄でロジャーさんを見かけた子供が番組のテーマ曲を歌い、乗客全員も歌い出すシーン。
昔の彼の番組は知らないがアメリカでは誰もが知っている番組で愛されている人物なのだとわからせてくれた。
これを観た時に当時娘が今観ていたDaniel Tigerは彼の手人形が元祖でテーマ曲も同じだと気づいた時は嬉しい気持ちになった。
家族とは何かについて気付かせてくれる愛に溢れた温かい作品。
5.冷静と情熱のあいだ Calmi Cuori Appassionati
- 製作年:2001年
- 製作国:日本
- 上映時間:124分
【あらすじ】
美術絵画の修復士を志し、フィレンツェの工房で修行する阿形順正。10年前に別れた恋人・あおいを忘れられずにいた彼は、別の生活や恋人を持つが、ずっと約束を大事に思い、10年後にイタリアで再会する恋愛物語。
【みどころ】
これは当時学生時代に書店で同タイトルの小説が並んでいて。しかも表紙が赤と青。作者も江國香織と辻仁成で違う。当時こんなクリエイティブな売り方があるんだ。。。と感心しながら両方買って嗚咽しながら号泣読みした思い出があるほど。
その後、この映画化。あの女性からの視点・男性からの視点をうまく表現できるのか、と思っていたが「めちゃくちゃ表現できてるやん。。」と嗚咽しながら観たのもいい思い出。
もうやっぱ舞台のフィレンツェが素晴らしい。全体的にレンガ色の屋根と淡い白の壁が色なす街並みをエンヤの曲が覆うあの世界観はマッチし過ぎていて。
主演はケリーチャンと竹野内豊ですがサブ役で篠原涼子とユースケ・サンタマリアもしっかりいい味出してました。
地理と国籍と時を超えた大恋愛をバレンタインデーに是非観てみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
バレンタインにも色々な形や表現の方法があることがお判りいただけたかと思うので
今年は大切な人と上記作品を段階的に鑑賞しつつ、
本番は思い切って男性の方が女性や家族にプレゼントを贈ってみてはいかがでしょうか
皆様にとって素敵なバレンタインデーとなりますように。
@keizy_soze でInstagramやっています。
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投稿を表示幸せの••• は海外でリアルタイムで観て育ったので観たいみたいと思いつつまだ観れていない作品です。本物に馴染みがあるだけにどこかまだ観るのに勇気がでないのかもしれません。でもいつかは✨
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