芸術の秋にこの作品はいかがでしょうか? 🎦ゴッホ 最期の手紙 🎦
秋と言えば、食欲の秋🍞読書の秋📚そして芸術の秋🍁ですね。
昨今では秋と呼べる季節がとても短くなっておりますが、ようやく地獄のような長い夏も終わり、すっかり秋めいてきた今日この頃、まさに芸術の秋に相応しい作品をご紹介しましょう。
(2017年 イギリス / ポーランド 96分)
監督:ドロタ・コビエラ 、 ヒュー・ウェルチマン
出演:クリス・オダウド 、 シアーシャ・ローナン 、 ピョートル・パムワ 、
これ、アニメなんです。それも「動く絵画」の異色のアート・アニメーションです。
5000人の中から選ばれた125人の画家が、キャンバスに油絵で描いたフレームは6万5千。
実際に俳優に演じさせ、それをキャンバスに投影して、画家たちがそれに合わせて、ゴッホと同じ技法で油絵を作成。撮影から絵画の完成までは4年の歳月がかかったそうです。
俳優の実写で充分なんじゃないか?と妥協したくなっただろうに、その上に絵画を描いていくとは
もうそれを聞いただけで気の遠くなるような気持になります。
そうして出来上がった本作。絵とは到底信じられないほどの精巧な細かい表情や動きには、ただただ驚くばかりです。そこにはゴッホの世界がそのまま広がっていました。
ざっくりあらすじ: 天才画家フィンセント・ファン・ゴッホの謎に包まれた死の真相に迫るミステリー・ドラマ。 1891年、夏、南フランスのアルル。 青年アルマンは郵便配達人の父ジョゼフから1通の手紙を託される。それは、父の友人で1年ほど前に自殺したオランダ人画家フィンセント・ファン・ゴッホが弟テオに宛てた最期の手紙だったのだが…。 |
秀逸なストーリーにもとても惹き込まれます。
ゴッホが弟テオに宛てた最後の手紙。それをテオに渡すために奔走する一人の若者アルマン。奔走しているうちに、ゴッホは本当に自殺だったのか?という疑問にたどり着きます。その真相を巡って、様々な憶測と事実関係がサスペンス仕立てになっていて、とても惹きこまれました。
真相はどうだったのか?それは今もって判ってはいないらしいです。
ゴッホは28歳で初めて絵筆を取ったいう事実にも驚きでした。
37歳で死ぬまでに売れた絵はたったの1枚。
死にたくなるほどの辛い人生を過ごした人の絵が、今では億単位の値がついていることを知り、ゴッホはきっと天国でほくそ笑んでいるかもしれませんね。
秋の夜長に絵画の世界に浸れる本作をいかがでしょうか?
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投稿を表示こんな作品があったのですね!
アートアニメーションというのを、初めて知りました。
ゴッホの世界には心惹かれるので、是非観てみたいです!
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投稿を表示ええ〜!!これアニメなんだ!?
ゴッホ好きだから観たいです💕
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