DISCASレビュー

処刑剣 14 BLADES

　2010年　中国　2011年5月28日公開

スタッフ

　監督：ダニエル・リー

　脚本：ダニエル・リー、エイブ・クォン、マック・ティンシュー

　　　　ラウ・ホーリョン、チェン・シウチョン

キャスト

　ドニー・イェン、ヴィッキー・チャオ、ウーズン、サモ・ハン、ケイト・ツイ

14世紀後半に成立した明王朝。

その後200年以上続いた権力の背景には、ある特務機関の存在があった。

孤児を集めては厳しく鍛えあげ、彼らによって体制に反対する者は速やかに始末された。

その組織の名は“錦衣衛”=中国史上初の秘密警察である。

武芸に秀でた彼らの中でも最も優れた者には、“青龍”の称号が与えられ、最強の武器“14本の剣”が授けられた。

ある日、青龍（ドニー・イェン）のもとに出動命令が下り、部隊は大臣宅へと急行する。

しかし、その場で彼らは謎の集団に襲われ全滅。皇帝の証し（玉璽）を奪われてしまう。

青龍はただひとり窮地を脱するものの、事件は彼が起こしたクーデターとされ、追われる立場となってしまう―。

裏切られていつの間にか追われる身になった凄腕の暗殺者が、道中一緒になった女性に対して芽生えた愛情を抑えつつ、尊厳を貫くために戦う。基本的にこういう展開は大好きです。

ズバズバと展開されていくのが快感、とにかくテンポがいいので見ていて本当に飽きないです。