DISCASレビュー

映画『ダーク・ナイト ー聖なる剣ー』（2025年、マシュー・ニネーバー監督、ジェレミー・ニネーバー主演）は、カナダ製作のR15+ダークファンタジー・アクション。闇に覆われた世界で、予言に導かれた孤高の騎士ボーディーが、救世主となる女性アヴァロンを探し、カルト教の悪魔召喚儀式に立ち向かう。剣と魔法のオーソドックスな物語に、ゲーム風のユニークな設定を加えた低予算作品。ジェレミー・ニネーバーの硬派な演技と、骨太なアクションシーンが魅力だが、CGや特殊効果の粗さが目立ち、ストーリーの深みに欠けるとの声も。Filmarks平均3.5点で、B級ファンタジー好きには楽しめるが、派手さや洗練を求める観客には物足りない。