恐怖!キノコ男
【どうしても気になって ついに観てしまいました】
(2005年・米・83分)
監督・撮影・音楽:デイブ・ワスカバジ
脚本:デイヴ・ワスカバジ/メアリー・ワスカバジ
製作総指揮:メアリー・ワスカバジ
「見てはダメ!」「開けてはいけない!」と言われると、見たくなるし開けたくなるのがこの世の常。
私、規則を守るクソ真面目人間なので、ディスカス入会以来ずっと、本作を無視しておりました。
ところがです。尊敬するレビュアーのお一人「LOQ」さんが、Discover usに於いて
これを読んで、あなたは観ずにおれますか?
レビューを書かずにおれますか?
と、語り掛けてこられたのです。 ヒヒヒヒヒヒ…という笑い付きで・・・!
こうなっては気になるばかり。2007年には在庫枚数21枚だったのが、現在は5枚。1枚ありゃ充分だというご意見もあったけれど、観るなら今でしょ!?(古すぎ!)
私も自ら感染者になったというワケです。
序盤は睡魔に襲われっぱなし。
キノコ男(性別、あるのか?)が登場してから、やっとストーリーが進む。
このキノコ、ハロウィンの仮装並みのビジュアルです。
人間を襲って食い付くキノコ。私は、キノコのギザギザの歯が生えた口だけは怖いと思いました。
食べられてる男性の顔が、いつの間にか張りぼてに!?(笑うしかない。笑った!)
人間もキノコに負けてはいられない。反撃開始。
ハロウィンの仮装みたいなキノコが時々CGになって、三角形の破片になって飛び散っていく。ホント、メチャクチャだ。そしてラストは、「見よ!バルサミコ酢の威力を!!」どっかーん。
変な液体の開発者がデイブ・ワスカバジ監督で、冒頭の暢気そうな夫婦が監督のご両親。問題の民宿?のオーナーが監督の奥様。
きっと、家族でビデオ映画を作って楽しかったので、その楽しみをお裾分けしてくれたのでしょう。
民宿の周囲には民家が沢山あったので、ご近所の方はどんな気持ちで撮影風景を眺めていたのかと気になります。
私の好奇心は満たされました。いつ、在庫ゼロになっても大丈夫。