「ちょっと思い出しただけ」、「くれなずめ」の松居大悟監督の最新作。高木ユーナの同名コミックを実写映画化したラブストーリー。

2013年の原作コミックに惚れ込んだ松居監督が10年間”想い”を温め続けた渾身の企画の映画化です。

ヒロイン長谷部りのが”運命の相手”のじゅんと両想いになった瞬間にその相手のじゅんがパッと消えるというなんとも不思議な（ラブ）ストーリー。

しかも中学生時代から物語が始まるという意外なほどの大河モノに。

見上愛と佐藤寛太というフレッシュな組み合わせのメインカップルに加えて青木柚や落合モトキ、前田敦子などが脇を固めます。

AKB48の絶対的エースだった前田敦子は気が付けば個性派監督作品に欠かせない不思議なミューズになりましたね。

不条理SFラブストーリーだと思っていたら、あっと驚く展開を見せる不思議な一本でした。