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2026/01/17 09:22

ロスト・ワールド (1925年)

ロスト・ワールド (1925年)

原題または英題:The Lost World

 1925年 アメリカ 劇場公開:1925年8月5日

スタッフ 監督:ハリー・O・ホイト 製作:アール・ハドソン、ワッタースン・ロサッカー 原作:

     アーサー・コナン・ドイル 脚本:マリオン・フェファックス 撮影:アーサー・エディソ

     ン、ホーマー・スコット、デヴェロー・ジェニングス 音楽:R・J・ミラー 特殊効果

     ・技術監督:ウィリス・H・オブライエン

キャスト ウォーレス・ビアリー、ベッシー・ラヴ、ルイス・ストーン、アーサー・ホイト、ロイド・

     ヒューズ、アルマ・ベネット、マーガレット・マクウェード、バージニア・ブラウン・フ

     ェアー、ブル・モンタナ、フランク・フィンチ・スマイルズ、ジュール・カウルス ほか

ロンドン・ガゼットの記者エドワード・マローンはグラディスという乙女を恋していたが、彼女は彼に何か素晴らしい仕事をしてくれなくては結婚しないと語るので、彼はチャレンジャー教授の探検隊に加わって南アメリカアマゾン川上流の蛮地探検に出発した。一行のうちには彼らの外にポーラ・ホワイトという乙女やジョン・ロクストン卿というポーラを愛している貴族や、甲虫の専門家サムマリー教授等があった。一行は類人猿や前世紀の恐竜の棲息している「死滅の谷」を発見し、あらゆる困難ののち普通の象の十倍もある恐竜ブロントザウルスを連れてロンドンへ帰って来た。

『ロスト・ワールド』は、アーサー・コナン・ドイルの『失われた世界』(1912)を元にした、1925年のアメリカ映画(無声映画)完全版は100分です。当時のハリウッドの大手スタジオであるファースト・ナショナル・ピクチャーズが製作・配給したこの映画は、ウォレス・ビアリーがチャレンジャー教授役で主演し、『キング・コング』(1933年)の先駆者であるウィリス・オブライエンによる先駆的なストップモーション特殊効果を特色としている。 ドイルは映画の口絵に登場するが、現存する版画には存在しない。 1998年、『ロスト・ワールド』は米国議会図書館によって「文化的、歴史的、または美的意味がある」とみなされ、米国国立フィルム登録簿への保存対象に選ばれた。 古いため、この映画は現在パブリックドメインにあります。見所は、なんといっても、当時の特撮技術を駆使して動く恐竜たち!ミニチュアやストップモーション、実物大造形はもとより合成(トリック撮影)や編集技法を駆使した映像は、1920年代とは思えない驚きのクオリティ。さらにロンドンを大暴れするクライマックスは、後の怪獣映画の原型とも言われています。古い特撮映像にある魅力、単なる懐古趣味ではなく映像の進化を支えた職人たちの情熱を感じられるからかもしれません。この100年前の特撮映画、興味を持っていただけたら是非見ていただきたいと思います。

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