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spy master
2025/10/24 23:11

映画『オーメン』~呪われし数字が刻まれた悪魔の子が奏でる恐怖の旋律~

概要

6月6日午前6時に産まれ、呪われた数字「666」が刻まれた悪魔の子ダミアンが引き起こす恐怖を描いたオカルトホラーの名作。

主演は映画『アラバマ物語』で黒人青年の弁護士役を演じてアカデミー主演男優賞を受賞したグレゴリー・ペックが務め、映画『酒とバラの日々』で知られるリー・レミックが共演。映画『スーパーマン』、『リーサル・ウェポン』シリーズ4部作、『グーニーズ』などを世に送り出したリチャード・ドナーが監督を務めた。

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あらすじ

6月6日午前6時、ローマの産院で産まれたアメリカ人外交官ロバート・ソーンの息子は間もなく死亡した。ロバートの妻キャサリンは死産が原因で2度と妊娠・出産ができない体になってしまった。

深い悲しみに暮れるロバートは出産に付き添っていたスピレット神父からある提案を受けた。

それは、同日同時刻に産まれた身寄りのない男児を養子として迎え、我が子として育てるという提案だった。

妻キャサリンに事実を隠したままロバートは身寄りのない男児を我が子として引き取ることを決めた。ダミアンと名付けられた男児は成長し、さらにロバートは駐イギリス大使に任命されて公私共に順調な生活を送っていった。

だが、ダミアンが5歳の誕生日を迎えた日から周囲で恐怖の出来事が相次ぐようになっていく。

呪われたエピソード

主演を務めたグレゴリー・ペックの息子ジョナサンが映画撮影開始前の1975年6月25日に拳銃自殺を図り、自宅で死亡している状態で発見された。

映画撮影のためにイギリス・ロンドンへ飛行機で移動していたグレゴリー・ペックは落雷に襲われた。また、製作総指揮を務めたメイス・ニューフェルドもロザンゼルスへ移動する際に落雷に襲われた。

映画撮影のためにチャーターした飛行機が土壇場でキャンセルされ、別の飛行機に振り替えられた。しかし、最初にチャーターされていた飛行機は離陸に失敗し、利用した団体客全員が死亡した。

ロンドンで撮影中、製作総指揮を務めたメイス・ニューフェルドが滞在していたホテルでIRAによる爆弾テロが発生したが、ニューフェルド自身は無事だった。

ロンドンでグレゴリー・ペックと彼の妻が夕食を摂る予定だった店がIRAによる爆弾テロに見舞われたが、ペックと彼の妻は店の利用を土壇場でキャンセルしたことで難を逃れた。

リチャード・ドナー監督が滞在していたホテルがIRAによって爆破されたが、ドナー監督本人は無事であった。

動物園のヒヒがダミアンと母親を攻撃するシーンのロケ撮影を行った次の日、そのヒヒの飼育係がトラに襲われて死亡した。

撮影中、急に凶暴化した犬がスタントマンの保護具に噛みついて怪我をさせそうになり、調教師でも制止できなくなった。

スタントマンのアルフ・ジョイントは映画『オーメン』撮影終了から1年も経っていないうちに、次の仕事場であるオランダ・アーネム近郊に造られた映画『遠すぎた橋』のセットで建物から落下した。その際にクッションを逃したことで重傷を負い、「当時、自分の近くには誰もいなかったにもかかわらず、誰かに押された感じがした」、と語った。

映画『オーメン』で特殊視覚効果を担当したジョン・リチャードソンは1976年8月13日金曜日に車を運転中、オランダ・ラールテに近い路上で対向車に激突した。車は完全に破壊され、リチャードソン本人は一時的に意識を失ったものの軽傷で一命を取り留めた。しかし、車の助手席に座っていたリチャードソンの妻リズ・ムーアは事故で窓から飛んできたタイヤホイールで首を切断されて死亡した。

後にリチャードソンはイギリスのテレビ番組で「事故の直前に3つの666とオンメンと記された道路標識を見た」、と語った。事故現場の手前にある交差点付近に「66.6km」と記された標識があり、「オンメン」という町への方向を示す標識が実際にある。ちなみに、リチャードソンと彼の妻が事故に遭った日は映画『オーメン』が公開された1976年6月6日から66日が経過した最初の13日の金曜日であった。

トリビア

グレゴリー・ペックは1962年公開の映画『アラバマ物語』でアカデミー主演男優賞を受賞した。

ラストシーンで映るダミアンの微笑みは本来はNGだった。リチャード・ドナー監督はダミアンを演じたハーヴェイ・スペンサー・スティーヴンスに「絶対に笑うな」と言ったがスティーヴンス本人は笑ってしまった。しかし、あまりにも不気味に感じられる微笑みであったために採用した。

音楽を担当したジェリー・ゴールドスミスは第49回アカデミー賞で作曲賞を受賞した。

映画『オーメン』はシリーズ化されて『オーメン2/ダミアン』、『オーメン/最後の闘争』、『オーメン4』が公開された。

2006年6月6日には映画『オーメン』のリメイク版『オーメン 666』が公開され、2016年にはテレビシリーズ「オーメン」が放送された。

第1作目『オーメン』の前日譚を描く映画『オーメン:ザ・ファースト』が2024年4月5日に公開された。

グレゴリー・ペック演じるアメリカ人外交官ロバート・ソーンの妻キャサリン・ソーンを演じたリー・レミックは1962年公開の映画『酒とバラの日々』でアカデミー主演女優賞にノミネートされた。

映画『オーメン』予告編

 

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