バンパイアの惑星
バンパイアの惑星
原題:Planet of the Vampires
1965年 イタリア・スペイン・アメリカ合作 劇場未公開
スタッフ 監督・脚本:マリオ・バーヴァ 製作:フルヴィオ・ルチザーノ 原作:レナート・ペス
トリニエーロ 原案:イブ・メルキオー 脚本:イブ・メルキオー、ルイス・M・ヘイワ
ード、カリスト・コスリッチ、アントニオ・ロマン、アルベルト・ベヴィラクア、ラファエ
ル・J・サルビア 製作総指揮:サミュエル・Z・アーコフ、ジェームズ・H・ニコルソ
ン 撮影:アントニオ・リナルディ、アントニオ・ペレス・オレア、マリオ・バーヴァ 音
楽:ジーノ・マリヌッツィ・Jr 編集:ロマナ・フォルティーニ、アントニオ・ヒメノ
キャスト バリー・サリヴァン、ノーマ・ベンゲル、エンジェル・アランダ、エヴィ・マランディ、
フランコ・アンドレイ、ステリオ・カンデッリ、アイヴァン・ラシモフ、フェデリコ・ボイ
ド、フェルナンド・ヴィレナ、マリオ・モラレス ほか
宇宙船アルゴ号は謎の惑星から救難信号を受信し、調査のために宇宙を航行していた。しかし着陸寸前で事故に遭い、不時着を余儀なくされてしまう。他の宇宙船との連絡ができなくなり、アルゴ号の内部では異常事態が発生していた。突如クルー同士が殺し合いを始めたのだ。時を同じくして惑星に着陸したギャリオット号のクルーはすでに全滅していて……。まるで何者かに操られたかのように狂い出すクルーたち。そしてアルゴ号のクルーが1人、また1人と消えていく。やがて彼らは、信じられない光景を目の当たりにすることとなる。一体この惑星で何が起きているのか・・・?

「エイリアン」に先駆けて宇宙SFとゴシック・ホラーの融合を果たした異色作。ドラキュラを思わせる隊員の服装とコウモリ型の宇宙船が印象的。スペースジョッキーぽいのが出て来たり、リドリー
・スコット監督の「エイリアン」は本作が原型だったのではないかと云われるほど類似しているSF作品。タイトル通り埋葬された死体が蘇るのもヴァンパイアと言えなくもないが、血も吸わないし設定自体は遊星からの物体Xとかそっち寄り。ただ、未知の生物ってのは匂わせるだけではっきりと出現しないのは期待しすぎたせいかちょっとがっかりしてしまいました。それでもラストのオチが衝撃的です。 エイリアンファンなら見て損はないと思いますし、マニアックなファンの中で愛される理由はなんとなくわかります。