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取材・イベント

看護師おしず
2024/02/15 18:39

毎日映画コンクール表彰式に行ってきました!

こんにちは☺︎映画・カフェ巡り好きの看護師おしずです!

看護師ならではの視点で、映画を語ります♪

けれども堅苦しくなく、
にっこりほっこりできるような投稿をしていきたいと思います。
難しいことなどな〜んにも考えずにまったりと読んでいただけたら𓂃 𓈒𓏸𑁍
応援よろしくお願いします☺︎

 


2/14毎日映画コンクール表彰式に行ってまいりました。

 

お恥ずかしながら、毎日映画コンクール表彰式を知らず…初めて耳にし初めて参加させていただくという身にあまる思いでした。

 

 

普段は映画を観て、感想を述べているいち鑑賞者なのですが、このような場で制作に携わる方々の話を聞くと映画に対する熱い思いをひしひしと感じ、映画は最高のエンタメだと改めて感じます。

1890年から映画の歴史が始まり、現在まで130年近く人間が追い求めているものを具現化し、年代、性別、職業、価値観、言葉や文化の壁をなくして人々を繋げてきてくれました。

そんな最高のエンタメに携わる人たちの思いを直接聞くことができ、人生の財産となりました。

 

たくさんの映画人の方々がスピーチをしてくださる中で、私が特に号泣したのは、

ドキュメンタリー映画賞「『生きる』大川小学校津波裁判を闘った人たち」の寺田和弘監督のスピーチです。

(ドキュメンタリー映画賞が最初の表彰だったので初っ端から泣くという…笑)

 

映画「生きる」は、2011年3月11日東日本大震災が発生した日に、宮城県石巻市大川小学校の児童74名がすぐ側に裏山があったにもかかわらず校庭で約51分待たされた挙げ句、70名の命が失われ、4名の児童が行方不明となった事件の、裁判を闘った遺族らのドキュメンタリーです。なぜ、子どもたちは死ななければならなかったのか・・・親らと代理人弁護士2人の姿を追うという内容です。

 

震災から13年経ち、私たちの中で、3/11の出来事の記憶は薄れつつあります。

しかし、このようにまだ闘っている人がいることを知りました。

声なき声をしっかりと汲み取り、事実を明らかにする弁護士の責任と世間へ発信する監督の責任。

そして遺族のぶつけどころのない悲痛な思い。

 

ドキュメンタリー映画なので、派手な演出ではなさそうですが、静かに訴えかけるこのような作品に日の目があたることに胸の中で静かに喜びを感じました。

と、同時にこのような作品に目を向ける素晴らしさにまた映画コンクールの在り方を考えさせられました。

 

私の母は東北出身で、震災後大川小学校跡にも足を運び、災害の凄まじさや恐怖を自身の目で見たそうです。

私は現地に行ったことがなかったのですが、母から話を聞いていましたし、少なからず東北の血が流れている身としたら他人事ではない事実。

そのためだからか、監督のスピーチを聞いていると、自然と涙が止まりませんでした。

 

毎日映画コンクールの選考委員からは、「記録に残された息遣いから感じられる親たちの悲痛な叫びと、なんとしても真実を明らかにするのだという執念が胸をつく。圧倒的不利と言われた裁判で画期的な勝利をつかんだ過程も貴重な記録だ。映画として、広く後世に伝え続けていくべき、意義のある作品だ」と受賞の講評がなされています。

 

 

普段映画を観ていると、「面白い」「面白くない」で評価、判断されてしまう傾向があります。

星が少ないから面白くないかも…と思ってしまう傾向もあります。

 

しかし、その作品には制作に携わる方々の熱い思いが乗せられています

アニメーション映画賞を受賞した「アリスとテレスのまぼろし工場」の岡田麿里監督も「その時の葛藤や情熱、いいことも悪いことも映像に表れている」とスピーチでお話しされていました。

 

みんな一つの作品に時間、命を削って携わっています。

それを「面白い」「面白くない」で判断してしまうのは、残念なことであると思いました。

確かに人それぞれ価値観や思いはあるので、そういった評価になってしまうのは致し方ないかなとも思います。

しかしそれは「合う」「合わない」と称した方が適切ではなかろうか?なんて考えてしまいました。

 

もっと深く深く掘り下げて、制作側の意図や思いを汲み取り観ていくことが、制作者への敬意を示すことではないでしょうか。

この映画コンクールを通して、映画を発信するものの在り方もまた考えさせられました。

 

貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

またこれからも映画ライフを楽しんで、ここに記録を残させていただきます☺︎

 

シネマニストの皆さんと

 

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過去のおしずのコラムはこちら५ ✍︎

 

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4 件の返信 (新着順)
はじめ バッジ画像
2024/02/16 09:39

ブリジットジョーンズさん
楽しかったですね~、最初眠くなるんじゃないかと思いきや
2階席でも全然興奮でしたね!!
ああいう場で紹介された映画はめちゃくちゃ観たくなりました!!
「僕のう〇...」あ、「せかいのおきく」とかも(笑)


看護師おしず
2024/02/16 10:31

はじめちゃん!いつも貴重な体験をさせてくれて本当にありがとう✨
今回の表彰式は、自分の映画ライフに深く刻まれたイベントだよ〜!
会場が暗くなったから、眠くなっちゃうかなと思いきや全然!興奮だらけの2時間だったね!
2時間あっという間!
もう監督のスピーチが面白すぎて笑。う○○逆にめちゃめちゃ興味惹かれるよね笑!
そして、もうお名前がブリジットさん笑。
今日あたりもう一度見直そうかな笑。

そぜシネマ
2024/02/16 07:48

ついに逢えましたね!
思えばシネマニストになったのもおしずさんの紹介があったからこそでした♪。
引き続き愛のこもったコラム&インスタ楽しみにしてます🥰


看護師おしず
2024/02/16 10:28

そぜさん!ついにお会いできましたね!
待ち合わせ場所にそぜさんが現れた時の感動は今でも鮮明に覚えています!
そぜさんのコラムは、本当にその土地に行ったかのような臨場感や高揚感があり、いつも魅了させられます✨これからもコラム楽しみにしていますね!

椿五十郎 バッジ画像
2024/02/15 19:06

おしずさん!
昨日は大変お世話になりましたm(_ _)m

レポートを読ませて頂き、作品達への想い、また、映画に関わるすべての人への想いを伺い、おしずさんの映画への強い愛を感じました。

実は自分も、『生きる』の監督のスピーチを聞いて涙してしまいました。一緒に登壇された被災者の方も、監督のスピーチを聞いてどう感じられていたのか、いろいろ考えてしまい胸が締め付けられました。

素敵なレポートをありがとうございます


看護師おしず
2024/02/16 09:39

いそろうさん!先日はお会いできてすごく嬉しかったです♪
映画のお話しやバックグラウンドまで多岐に渡りたくさんお話しできて楽しい時間を過ごすことができました。
いそろうさんも『生きる』の監督のスピーチに涙しましたか!初っ端から泣いてしまいましたね〜笑。遺族の方々のお気持ちや弁護士さんたちのお気持ちがこの受賞により、報われればいいなと思うとさらに涙が止まらなくなりました。
同じ感動を同じ場で共有することができてさらに嬉しく思います!
これからも熱のこもったコラムを楽しみにしています!

かこ
2024/02/15 18:57

おしずさん昨日はありがとうございました😄あの輝かしい場所に立ち会えたことを嬉しく思います✨その後の飲み会も楽しかった!またお会いできたら次こそはもっとお話ししましょう😊


看護師おしず
2024/02/16 10:26

かこさん☺︎先日はお会いできて嬉しかったです♪
待ち合わせ場所でかこさんを見つけてテンションあがっちゃいました!
また今度ゆっくりお話しできたら嬉しいです❤︎
かこさんにお聞きしたいことがいっぱいです!