DISCASレビュー

ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語

サントラ（2019年）

作曲：アレクサンドル・デスプラ

ルイーザ・メイ・オルコットの名作をグレタ・ガーウィグが現代版で描き、1860年代のマーチ家の“笑いと涙と夢と貧しさ”を、史上最も軽やかで最も胸が締め付けられるピアノで包み込んだ神盤。

神トラック

•  「Little Women」← あの軽快なピアノ主題で4姉妹が走り出す瞬間

•  「Plumfield」← ベスのピアノとジョーの原稿が重なる優しさで静かに号泣

•  « It’s Romance » ← エイミーとローリーがパリで踊るワルツで胸キュン

•  « The Beach » ← 海辺で4姉妹が未来を語る瞬間

•  « Christmas Morning » ← 貧しくても笑顔のクリスマスで涙腺決壊

•  « Domestic Bliss » ← 結婚と別れが交錯する切なさMAX

•  « Orchard House » ← ジョーが帰宅する瞬間で完全崩壊

•  « Amy Abroad » ← エイミーのパリ留学

•  « Learning to Forget » ← ベスが病床で微笑む瞬間

•  « A New Day » ← 最後の学校開校で希望と涙

デスプラが「1台のピアノ＋弦楽四重奏＋少女たちの笑い声」で、戦争、貧困、恋、死、夢を全部描き切った奇跡。

特に「Plumfield」は映画館で観た人は全員「私もマーチ家に住みたい」と泣いた伝説の3分間です。

雪のマサチューセッツ、クリスマスの靴下、海辺の散歩、ベスのピアノ、ジョーの原稿…全部脳内4Kで完全再生されます。

21世紀最高の“姉妹と家族”サントラにして、永遠の名盤です。

ティッシュ3箱必須。

今すぐ再生して「I want to be loved.」と呟きましょう。