三国志 第一部・英雄たちの夜明け
三国志 第一部・英雄たちの夜明け
1992年 日本
スタッフ
監 督:勝間田具治
脚 本:笠原和夫
プロデューサー:荻野豊太郎、勝間田具治
製 作:吉成孝昌、岡田 裕介
企 画:吉成孝昌、湯沢正二
監 修:舛田 利雄
音 楽:横山 菁児
作 画 監 督:角田 紘一
美 術 監 督:椋尾 篁、窪田 忠雄
撮 影 監 督:相磯嘉雄
キャスト
渡哲也(曹操孟徳)、あおい輝彦(劉備玄徳)、青野武(関羽雲長)、石田太郎(張飛翼徳)、
津嘉山正種(呂布)、潘恵子(麗花)、中西妙子(玄徳の母)、ほか

黄巾の乱で乱世となった後漢朝末期。一介の青年・劉備は関羽、張飛の2人の豪傑と義兄弟の契りを結び義勇軍を結成、乱の平定に力を尽くす。一方、首都・洛陽では猛将・呂布とともに董卓が暴虐の限りを尽くしていた。

そんな中、官軍の近衛隊長・曹操は董卓暗殺を謀るが失敗。指名手配された曹操は地方の保安隊長・陳宮に助けられる。
やがて虎牢関で連合軍は董卓軍と激突。連合軍に加わっていた劉備らの活躍で呂布を撃退する。逆に追い詰められた董卓は洛陽を焼き払い、西方の長安に都を移して再び悪逆政治を民衆に強いる。

しかし、司従王允の養女・貂蝉の我が身を犠牲にした計略によって董卓は呂布の手で絶命。
呂布も反乱軍により長安から逃亡の途をたどるのだった。

曹操は長安での政変を傍目に見ながら強大な地方軍閥を形成していた。ところが、徐州兵によって父親を殺され、その報復にと無差別の殺りくを続けて徐州城へ迫る。その間に呂布は陳宮と組んで、曹操の本拠地を奪い取る。
そして曹操は呂布と激突。総力戦の末、呂布は
再び敗走の身となり、劉備は周囲の反対をよそ
に、そんな彼を手厚くもてなすのだった。

一方、曹操は帝の信頼を得て大将軍の座に就き、群雄達の頂点に立つ。ところが劉備は一瞬のすきに呂布と陳宮に徐州城を奪われてしまい、やむなく曹操のもとに身を寄せる。
劉備を支配下に置いた曹操は遂に呂布撃退へと動き出した。時に西暦198年。三国未だ成らず、後の大船略家・諸葛孔明はまだ長江の流れ
に思いを馳せる少年であった。

中国の奇書の一つである三国志演義がベースで
すが、アニメと侮る事なかれ15億円(当時)の
制作費と、10年の月日をかけて製作された三国志のアニメ映画三部作、その第1部です。合戦シーンもなかなか細かいところまで描かれていて見応えがありました。時間の制約が厳しい映画ならではの端折り方があるが、それでも曹操
の冷血さとか呂布の強さとかは十分描けていたと思います。
曹操役の渡哲也さんの声が渋いですね。極め付けはエンドロール、流れる大河の様子と谷村新司さんの歌「風姿花伝」が合っていて、歴史に
思いを馳せれる素晴らしい作品です。
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投稿を表示登園の誓いですね。
昔観ました。