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Black Cherry
2025/05/06 12:13

「ブルー・イン・ザ・フェイス」

今月のお題:笑った映画ということで、思い出のある「ブルー・イン・ザ・フェイス(1995年)をとりあげてみます。


本編と異なるコメディ路線


本作は同年のウェイン・ワン監督による「スモーク」のスピンオフ的な作品。「スモーク」がしんみりしたヒューマンドラマなのに対し、こちらは抱腹絶倒のコメディものとなっています。ワンと原作者のポール・オースター、ふたりがメガホンをとりました。


物騒な立地×さまざまな珍事件


舞台は「スモーク」にも登場する「ブルックリン葉巻商会」。主人公オーギー・レンハーヴェイ・カイテル)が店主をつとめる雑貨店で、タバコやガム、新聞などを求めて入れかわり立ちかわりさまざまな人が訪れます。
物騒な土地柄、犯罪トラブルも日常茶飯事。店の前でひったくりがあり、被害者の女性(ミラ・ソルヴィーノ)が叫ぶとオーギーは走って犯人確保するなど、頼れる男っぷりも発揮しています。
このくだりもオチがあって、映画館内で拍手喝采が巻き起こったという思い出があります。


次から次へと珍客も登場


本作にはひたすら与太話をする客にルー・リードジム・ジャームッシュ、とにかくうさんくさい男にマイケル・J・フォックス、ド迫力の電報配達人にマドンナなど、何気にビッグネームがキャスティングされていて、それぞれのクセ強なキャラもみどころです。ヘンなひとたちだけど実際にいそうな面々・・!って思えてくるからフシギです✨

 

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