先日TOHOシネマズ池袋で行われまた『朽ちないサクラ』考察ONE WEEK。

森田想さん(千佳役)×原廣利監督のQ&Aをアップさせていただきます！

驚きのメイキングが明らかになりました、、、

Q1.森田さんのクランクインは？
お亡くなりのあの川。
(監督も森田さんに聞き返すほどの衝撃的な…)
クランクインのメイキングはあの土色の顔。泉とのシーンではなく、、ブルーシートで横たわる。
次が杉咲さんのおうちのシーン。杉咲さんとは初めてのお仕事でした。
回想、過去の学生時代の写真を撮る日が別に設けてあった。思い出を埋めるようにたくさんお話ししてお部屋のシーンへ。カット合間もお話して入りやすかった。
仲良い感じはどんなテンポ感か監督と話して"さんかい"のシーン(レストラン)←監督お気に入り。2人とも相手の言葉を受け取って処理してから言葉を。嘘がない。間を大切にして。緊張感があった。テイク重ねて凄く良くなった。森田さん、空気が張り詰めて緊張。記憶深い。
監督▷台本ではあの会話の途中に回想。空気感を壊したくない→回想を先にして2人の関係性をみせてからあの会話。編集で変更。結構時間かかった。2、3日あのシーンに取り組んだ。1番いいタイミングを何回もこだわって。

Q2.ジャバジャバのシーン。
しっかり浸かってる後ろ姿の時はアクションスタントの方。
あの遠藤さん(浅羽役)、辰巳。一部界隈ではざわついてた。2人で相談して息が合っていた。辰巳でバディ感があったぴったり。
投げ飛ばされるのは人形。遠藤さんに担がれた。たまに溝打ち当たって背中叩いて知らせてた。ちょっとしたアクションでも遠藤さんとの信頼感あってこそ。

Q3.辺見に会いにいくところ
主観的に記者として垣間見えるところ。電話しているところとか。出立ち意識。その後安田さんに聞きに行くところも2シーンとも似ていたから演じる上で工夫した。

【気になったところ…】
安田さん(富樫役)とお話しした後に遠藤さん(浅羽役)←ヤバっのシーン
2人とも疾走してくるところは実は編集されてしまったポイント。
安田さんと遠藤さんがガンダッシュして森田さんを捕まえてくるところを撮っていた。
監督▷アイコンタクト送ってガバってきて逃げる。違う面白さに、、、富樫の感じ現場では。捕まえて殺めるのは浅羽。富樫は何もしないならあそこでカット。次を連想させたかった。現場ではその時のお芝居は締まりが良かった。
安田さんめっちゃ怖かった。ガッときた。

Q4.泉との夢のシーン
川を挟んで、ずっと杉咲さんと監督が対岸。川の真ん中で演出するわけには。森田さんの方にも伝えたいけどガーと回って走って。2人のシーン、駆け巡る気持ちが花ちゃんにあって千佳はどんな面持ちで、相談して。
桜を映すから、イントレを組んでだいぶ高い足場を組んで。
戦いみたいな気持ちに。物見櫓。引きは普通に。寄りは高いところで。桜を後ろに体感させたい。
▷秘話
撮影前大変。満開ちょっと過ぎたくらい。水面見えなくなるくらいサクラの花びらが。演出部チーフ助監督げんちゃんにこれ全部取りたい。よしきた！演出部みんなで網を使って花びら一枚もない川になった。男たちがみんな漁師のように川に入ってやるぞ！

リアルにこだわった朽ちないサクラをいま一度🌸