DISCASレビュー

k.a
2025/10/08 23:07

レイク・マンゴー~アリス・パーマーの最期の3日間~

『レイク・マンゴー ~アリス・パーマーの最期の3日間~』(2008)は、ジョエル・アンダーソン監督によるオーストラリアのモキュメンタリー・ホラー。16歳の少女アリス・パーマー(タリア・ザッカー)がダム湖で溺死した後、家族が残したインタビューやホームビデオを基に、彼女の秘密と不気味な超自然現象を探る。ツイン・ピークスを思わせるミステリアスな雰囲気、巧みなフェイクドキュメンタリー形式、心理的な緊張感と衝撃のひねりが魅力だが、ゆったりしたペースと結末の解釈の難しさで好みが分かれる。静かな恐怖と喪失のテーマを求める人にオススメ。

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