今年見た邦画の中でダントツ面白かった! 【カラオケ行こ!】
🎦カラオケ行こ!🎦
2024年1月公開 107分
監督 山下敦弘
脚本 野木亜紀子
出演 成田狂児----綾野 剛
岡聡実-------斉藤 潤
ももちゃん先生----芳根 京子
小林----------橋本じゅん
組長---------北村一輝
和田くん------後聖人
栗山くん------井澤徹
とても面白かったです!
今年観た邦画の中でダントツの面白さでした。
あらすじ(シネマトゥデイより):
ドラマ「夢中さ、きみに。」やアニメ「女の園の星」の原作などで知られる和山やまの漫画を実写映画化。とある事情から歌がうまくなりたいヤクザと、彼の歌の指導をすることになってしまった中学生の交流を描く。『オーバー・フェンス』などの山下敦弘がメガホンを取り、『罪の声』などの野木亜紀子が脚本を担当。中学生に歌の指導を頼むヤクザを『ヤクザと家族 The Family』などの綾野剛、彼に歌を教える中学生をオーディションで抜てきされた齋藤潤が演じる。
合唱コンクールの強豪校・森丘中学校合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)は、ある雨の日、ヤクザの成田森丘中学校合唱部部長の岡聡実(綾野剛)から突然カラオケに誘われる。狂児は組主催のカラオケ大会で最下位になった者への罰ゲームを回避するため、何としても歌がうまくなりたいと言い、聡実に歌の指導を頼み込む。不本意ながらも狂児に歌のレッスンを行う聡実だったが、やがて二人の間に奇妙な友情が芽生えていく。
森丘中学校合唱部部長・岡聡実くん
ソプラノ担当の聡実くん。15歳でまだ変声期を迎えていないのは奥手だな、と思ったら、やっぱり来た来た、声変わり!最後の合唱祭に向けソプラノ独唱を任されますが、正直に声が出ないことを明かせず悩むわけです。口に出して言わないから周りからも、最近の部長はやる気がない!?とか言われて孤立していきます。そんな折、ヤクザの狂児と出会い、彼とのカラオケボックスタイムが、聡実くんにとっても逃避の場となるわけですね。
ヤクザの狂児
聡実くんも最初はこの名前は本名ではないだろう、と思っていたら、なんと本名だった!父親の策略からこんな狂暴な名前で生きることになった狂児は、生まれたときから不幸やん!と聡実は同情します。
ヤクザと中学生というあり得ない取り合わせ
狂児と聡実の二人の会話が面白くて、何度も笑ってしまいました。最初は怖さもあって、言うことを聞いて何とかやり過ごそうとする聡美くん。でも次第に狂児の”歌がうまくなりたい!ビリだけにはなりたくない!”という熱意にほだされて、彼も真剣にアドバイスをするようになります。そのアドバイスがまたユニーク。歯に衣きせず、ストレートに本音を言うところなど、意外にも怖いもの知らず。次第に二人の距離が縮まって友情すら生ませれてくる様が愛おしいです。
綾野剛が実にハマり役
うまいですね、実にハマリ役でした。そしてまたかっこいいのですよ。こういうヤクザさんがいたら思わず惚れてしまうやろ!って感じで、かっこいいのですよ。で、歌が下手と自分では思っているようでしたけど、けっこう上手い。これなら決してビリになることは無さそうと思ったのは私だけではないはず(笑)他のヤクザさんたちの方が下手くそでしたからねぇ。
ももちゃん先生の天然なノリがいい
芳根京子演じる合唱部の臨時顧問であるももちゃん先生の天然キャラも和ませてくれました。彼女は顧問が産休のため臨時顧問なので、責任感が薄いというか、軽いというか、でもそれが却っていい味出てました。今時の青少年たちにはこのくらいのノリが丁度いいのかも?(笑)
サブキャラがこれまた愛おしい
映画を見るクラブの唯一の部員である栗山くん、合唱部の後輩である後藤くん、それぞれキッパリとしたキャラを持っていて、2人とも愛おしい存在。
聡美くんは、映画を見るクラブの幽霊部員。部室でビデオデッキの、巻き戻し機能が壊れているので、決して巻き戻しが出来ず一度しか鑑賞できないVHSビデオを(亡くなった顧問の先生の遺品だとか?)見るだけの時間が、聡美くんには心の拠り所だったようです。彼らの見ている映画がこれまた渋い!ここもチェックポイントです。
後輩の後藤くんは真剣に合唱部のことを考えていてとても真面目な子。真面目な故に空回りして聡美とぶつかることになるのです。
で、私、原作漫画も買ってしまいました!
続編の「ファミレス行こ!」も買ってしまいました!
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投稿を表示魔女さんこんにちは〜!こちら数日前に観終わった一作です☺︎!
めちゃくちゃ笑いましたね〜!ほんとこれは心の栄養になるおっもしろい作品です!
みんなにおすすめしたくなりますね☺️
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