【怖さ控えめ】初心者さん向けのホラー・スリラー映画8選
こんにちは!
「映画に見つける、おしゃれとメッセージ〜映えと深読みと、ひとつまみの恐怖。〜」
をテーマに、ホラー・スリラー映画のコラムも担当しているSéaです。
映画好きの皆さんの中には、
「ヒューマンドラマとかアクション映画はたくさん見るけど、怖そうな映画にはなかなか手を出せない…」
「そんなに怖くない映画から慣らしていきたい!でも、どれを観ればいいの…?」
という方もいるのではないでしょうか。
今回は、そんなホラー・スリラーの世界に勇気の一歩を踏み出したい皆さんのために、 "怖いジャンルだけどそんなに怖くない"映画を8本、紹介したいと思います。
もちろん「まったく怖くない」というわけではありませんので、そこはご理解くださいね!
1.『ハッピー・デス・デイ(2017)/Happy Death Day』
モテるしコミュニティの中心にいるけど、"性悪ビッチ"として敵も多い主人公ツリー。そんな彼女は誕生日に、仮面をつけた殺人鬼に殺されてしまった…はずが、再び誕生日の朝目覚めることに!
殺されては朝に戻る恐怖のタイムループ。彼女を狙うベビーマスクの正体は?彼女はタイムループを抜け出し生き延びられるのか?
確かにドキドキしたりスリリングなシーンはありますが、物語の内容や全体のノリを考えると正直、コメディドラマの要素の方が大きいので、ホラー初心者さんが初めて観るのにぴったりの映画です!
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2.『13日の金曜日(1980)/Friday 13th』
舞台は不穏なウワサが広まっている湖の近く。キャンプを楽しもうとする男女の集団に、謎の殺人鬼が襲い掛かる…!
有名ホラーキャラ "ジェイソン"を生み、その後10作以上の続編が作られている名作ですが、よく見る(下のイラストのような)仮面姿は、実は1作目では登場しません(笑)
「こういう行動をすると死んじゃうよ!」というお手本のような死亡フラグが多数登場し、後のホラーあるあるを作った記念すべき映画の1つ。
初心者さんにはぜひ、その辺りもお楽しみいただきたいです。
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3.『ハッチング-孵化-(2022)/Pahanhautoja』
主人公はまだ幼い少女ティンヤ。母親はVlog(動画ブログ)の中で幸せな家族を演出することに夢中。動画が終わると、ティンヤを理想の娘にしようと愛のない指示を出してくる…。父親も特に母に文句を言うでもなく、趣味に耽る。
そんな淡白な両親のもとで愛に飢えていたティンヤは、家の裏の森で謎の卵を見つけるのだった。
"SNSに見せる自分が他人から見える自分" になりつつある現代社会の問題を映しながら、ファンタジーを混ぜた不気味な雰囲気で刺激も与えてくれる、飽きさせない映画です。
観終わってから考察に耽るのも楽しいはず!
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4.『ラスト・ナイト・イン・ソーホー(2021)/Last Night In Soho』
デザイナーを夢見てやって来たロンドンで、嫌な事が立て続いたエロイーズ(エリー)。そんな彼女が鏡に見たのは、自信と才気に溢れる謎の女性サンディだった…。
エロイーズを演じたのは、『ジョジョ・ラビット』のトーマシン・マッケンジー。
サンディを演じたのは、『クイーンズ・ギャンビット』『ザ・メニュー』のアニャ・テイラー=ジョイ。
1960年代の薄暗い夜の街で、ネオンに照らされる2人がおしゃれ過ぎる映画です。
たまに挟まる少し怖いシーンによるダメージは、2人の美しさと、綺麗な美術・衣装・演出で癒しましょう!
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5.『シャイニング(1980)/The Shining』
舞台は、冬の期間、雪に埋まってしまうホテル。3人家族は、その間ホテルの番をすることになります。
ホテルに閉じ込もるなかで膨らんでいく狂気。
過去にホテルで起きたという、残酷な事件のうわさ。
『バットマン』のジョーカー役などで有名なジャック・ニコルソンを含む、親子役3人の迫真の演技のおかげで、怖い雰囲気・狂った雰囲気が強まっているけど、ベースとなる物語はそこまで怖くはない気がします。
観終わってからも考察の余地があり、観る度に新たな発見がある、名シーンだらけの映画なので、ハマった方は繰り返して観てみましょう!
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6.『ブラック・フォン(2022)/The Black Phone』
いじめられっ子の少年フィニーは、たまに予知夢を見る妹と支え合いながら、酒浸りのシングルファザーに怯えて暮らしていた。
ある日から、フィニーの知り合いが連続で行方不明になり始める…!そして、うわさの誘拐魔"グラバー"による犯行は、ついにフィニーを襲い…?
幼い兄妹が、頼りがいのない親や警察に代わって自ら工夫して事件解決・脱出を目指す、子供が頑張る系ホラーの王道作品です。
びっくりするシーンはしっかりびっくりしますが、この類の映画の中では内容は優しい方!
仮面で表情が隠れていても、喋り方や仕草でしっかり印象を残す、名優イーサン・ホークのサイコパス演技に浸りましょう!
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7.『チャイルド・プレイ(1988)/Child's Play』
貧しいシングルマザーである母から、欲しかった"おしゃべり人形"をもらった少年。しかし、その人形"チャッキー"には、殺人鬼の魂が取り憑いていた…!
比較的身近に感じやすいという怖さはありますが、驚きや目を覆うような場面がないのが今作の優しいところ。簡潔ながらエキサイティングな物語が90分弱にまとまって無駄がない、オススメの一本です!
ただ、続編やリメイク版には結構なグロ描写があったりもしますので、1作目を気に入っても、続編を楽しむには覚悟が必要かもしれません(笑)
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8.『ミスト(2007)/The Mist』
突然霧に包まれてしまった田舎町。霧の中から、異形のモンスター達が襲ってくる…!
有名SFスリラー映画である今作ですが、出てくるモンスター自体はそこまで怖い見た目ではありません。
それより今作が描くのは、極限状態になった際の人間の弱さ・もろさが生む、疑心暗鬼・自己中・盲信・パニック・暴力・絶望といった要素による怖さなのです。
ただ、"怖い"というより、極度の絶望感に打ちのめされる可能性はありますので、そこはご覚悟の上で、挑戦してみてください!
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〜勇気を出して、はじめの一歩を!〜
今回は怖いジャンルの映画の中で、怖さレベルが優しめの映画を8本紹介しました。
観られそうな映画が見つかった方はぜひ、勇気の一歩を踏み出してみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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