DISCASレビュー

【これはスピンオフで　対象は青年以上】

（2021年・日本・24分×全13話・アニメ）
監督：山本秀世
原作：原田重光/　監修：清水茜/　作画：初嘉屋一生

『はたらく細胞　劇場版』で、阿部サダオの体内で暴れていたのがBLACK細胞だった。
本作で登場した細胞の内、劇場版に取り上げられたのは、ほんの一部だったようだ。

本作で登場する新米赤血球は男の子で、その他の細胞のキャラクターたちの雰囲気もちょっと違っている。
細胞たちの働いている環境が前とは別の人の体内なのだから、当然といえば当然なのかも。
内容もシリアスで最終話近くでは心臓が止まってしまう。
細胞たちがどんなに頑張っても体の持ち主が不摂生を繰り返すので、報われない細胞たちが可哀そうになった。

第１話　「喫煙、細菌、終わりの始まり。」・・ニコチンで汚れた肺の中は…
第２話　「肝臓、アルコール、誇り。」
第３話　「興奮、膨張、虚無。」
第４話　「最前線、淋菌、葛藤。」・・漢字からのイメージ？淋菌は“さびしいよ～”と泣いていた。（笑）　　
第５話　「過重労働、脱毛、錯乱。」
第６話　「腎臓、尿路結石、涙」
第７話　「カフェイン、誘惑、嫉妬。」
第８話　「ふくらはぎ、肺血栓、機転。」
第９話　「異変、水虫、働く意味。」
第１０話「胃潰瘍、友情、喪失。」
第１１話「自暴自棄、痛風、反乱。」
第１２話「復帰、心臓、終焉。」
第１３話「心筋梗塞、蘇生、変化。」

キャラクターの女の子たちは色気があって、服装も体型も胸が強調されていた。
子供向けではないのでご注意。