DISCASレビュー

パニッシャー　ウォー・ゾーン

　2008年　アメリカ　劇場公開：2009年4月18日

スタッフ

監督：レクシー・アレクサンダー　製作：ゲイル・アン・ハード
脚本：ニック・サントーラ、アート・マーカム、マット・ハロウェイ

キャスト

レイ・スティーヴンソン（パニッシャー：フランクキャッスル）、ドミニク・ウェスト（ビリー・ルソッティ：ジグソウ）、ジュリー・ベンツ（アンジェラ・ドナテッリ）、コリン・サーモン（ポール・ブディアンスキー）、ダッシュ・ミホク（マーティン・ソープ）、ウェイン・ナイト（マイクロチップ）、ほか

法で裁けぬ凶悪犯に、たった一人で制裁を加える孤高のダーク・ヒーロー“パニッシャー”ことフランク・キャッスル。彼の新たなターゲットは、ある巨悪な犯罪組織の中で最も邪悪と言われるビリー・ルソッティ。居場所を突き止めたフランクは、その犯罪組織のパーティ会場とアジトに奇襲をかけビリーに処刑を執行する。しかし、その時誤ってＦＢＩおとり捜査官を殺してしまう。善と悪の狭間で葛藤し苦悩するフランクだが…。一方、ガラス粉砕機で顔面をズタズタにされ、見るも無残な姿にされたビリーは“ジグソウ”と新たに名を変え、N.Y.の武装マフィアを掻き集め、あらゆる手を使い宿敵“パニッシャー”に怒涛の復讐を仕掛けてくる！

本作は何といってもパニッシャーがマフィア達を容赦なくぶち殺していく所が見所と言え、犯罪者への強い怒りと徹底した冷徹さを感じさせてくれます。悪人はとにかくノータイムで制裁。「必殺仕事人」演じるレイ・スティーヴンスの無骨な雰囲気もパニッシャーにハマっていました。

尚、制裁をしていく描写にかなりゴアな部分がありますので、気の弱い人は注意を。