フリー・ウィリー2
フリー・ウィリー2
1995年製作/アメリカ 劇場公開日:1995年8月12日
配給:ワーナー・ブラザース映画
監 督:ドワイト・リトル
製 作:ローレン・シュラー・ドナー、ローレン・シュラー・ドナー
脚 本:カレン・ジャンセン、コーリー・ブレックマン、ジョン・マットソン
主題歌:マイケル・ジャクソン
出演:ジェーソン・ジェームズ・リクター、マイケル・マドセン、ジェーン・アトキンソン、
オーガスト・シェレンバーグ、ジョン・テニー、エリザベス・ペーニャ 他

ジェシーとウィリーが海で別れてから2年後。
ウィリーは家族の元に戻り、元気に暮らしていた。
ジェシーはというと、里親のグレンとアニーに少しずつ心を開いていた。
ここはジェシーにとって、いつの間にか居心地の良い場所になっていたのである。

そんな時、ジェシーの実の母が亡くなったという知らせが入る。
しかも父親違いの兄弟もいるという。
彼の名前はエルヴィスと言い、行き場を失った彼を里親のグレンが一時的に預かることになった。
しかしジェシーとエルヴィスは中々うまくいかない。
そんな二人を見かねた夫妻はキャンプに行くことを提案する。

キャンプに出掛けた時、太平洋沿岸で以前別れた友人のシャチ・ウィリーと再会する。
ウィリーはもちろんジェシーを覚えていて、二人は懐かしんだ。

しばらく一緒に遊び離れがたくなったその時、沖でタンカーが座礁するという事故が起きてしまう。
このことで船に積んであった石油が流れ出て、ウィリーと妹が石油に閉じ込められてしまった。
その時だった。オイルに火が付き、海上火災が起こってしまう。

ウィリーの弟も閉じ込められてしまい四方を塞がれてしまった。
ジェシー達はどうしたら良いものか考えるが案が浮かばない。
しかしウィリーはジェシーに助けを求めていると感じたジェシーは、エルヴィスと友人と船に乗り火災を食い止めようとする。
グレン夫妻の協力もあり、見事火を消すことに

成功するも今度はジェシーの船の周囲で火災が
起こる。
絶対絶命の危機。
ジェシーを助けに来たのがウィリーだった。
ウィリーは海中を泳ぎたどり着くと、背びれに乗れと言わんばかりの行動をする。
ジェシーは怖いと思いながらもウィリーを信用し、思いきって背びれに飛び乗る。・・・
映画公開後、シャチの主役であるケイコ(ウィリー)の生活環境が世界中に注目されることになりました。水槽は狭く、人工塩水は温まりすぎ、ケイコは免疫力が低下し、胸ビレ周辺の皮膚病に悩まされていました。そのため、"ケイコ "を解放するために多大な努力が払われました。オレゴン・コースト水族館に特注の水槽が作られ、1996年にメキシコからオレゴンに空輸されました。その後、順調に回復し、1998年にシーペンに移されました。2002年7月、22年間飼育されていたケイコは野生に帰されました。しかし、残念ながら野生に完全に適応することはできず、2003年12月にノルウェーで死亡しました。
生き物を使った映画は結構あります。また、そのことに賛否両論あります。
しかし、感動や泣ける作品も多くあり、医療や福祉などさまざまな分野で取り入れられ、症状の改善や心身の癒しを得ていることも事実です。
悲しいことや可哀そうなこともありますが、私は動物をテーマにした映画は好きです。