ガンマー第3号 宇宙大作戦
ガンマー第3号 宇宙大作戦
1968年 日本 劇場公開:1968年12月19日
スタッフ 監督:深作欣二、田口勝彦 脚本:トム・ロー、金子武郎 原案:アイヴァン・ライナー
企画:扇沢要、太田浩児 撮影:山沢義一 音楽:津島利章 美術:江野慎一
キャスト ロバート・ホートン、リチャード・ジャッケル、テッド・ガンサー、バッド・ウィダム、
ルチアナ・パルッツィ、ロバート・ダンハム、キャッシー・ホーラン、ウイリアム・ロス
、ダビッド・ヨーストン、ジャック・モリス 、ストロング・イリマイテイ、エンベル・ア
ルテンバイ、ユージン・ヴィンス 、カール・ベングス 、トム・スコット、リンダ・ミラー
、リンダ・マルソン、スーザン・スケルジック、リンダ・ハーディスティー、パトリシア・
エリオット、リチャード・ハイランド、ゲーリー・ランドルフ ほか
二十二世紀。地球文明は高度に発達し、宇宙ステーションガンマ第3号は、宇宙空間に巨大な雄姿を誇っていた。ある日のこと、宇宙船の司令官エリオット少佐は、地球に向って突進する正体不明の惑星を発見した。電子計算機によると十時間後には地球に激突するという。地球では、すぐさま小惑星の爆破計画がたてられ、ランキン中佐が、爆破隊長として国連宇宙センターから派遣された。ランキンとエリオットは、兄弟のように仲が良かったが、女医ルイズをめぐる恋愛問題で、今はすっかり仲たがいをしていた。爆破隊は小惑星フローラに出発。見事小惑星を爆破した。しかし、宇宙船はガンマ第3号に無事戻ったものの、船体に附着した緑色の物体を持ち帰っていた。やがて、この物体は、ガンマ第3号の電気エネルギーを吸収し怪獣に成長した。乗組員はしーザー銃でこの怪獣と闘ったが、自ら傷を治す能力をもった怪獣は平然としていた。しかも怪獣は緑色の血液から続々と怪獣を誕生させ、ガンマ第3号は次第に占領されていった。

東映が1966年の映画『海底大戦争』に続き、アメリカの映画会社ラム・フィルムとタッグを組んだSF特撮映画。本作ではハリウッドの大手映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)も製作に関わっている。宇宙怪物「フローラ」の鳴き声は、同じく東映テレビ部制作の『キャプテンウルトラ』に登場する「金属人間メタリノーム」の鳴き声の流用である。クエンティン・タランティーノは本作のファンで、来日時に深作欣二と対面した折、サインをもらうために用意していたのが本作のレーザーディスクであったという。