k.a
2026/01/28 07:30
くるみ割り人形と秘密の王国
『くるみ割り人形と秘密の王国』は、私にとってディズニーのクリスマスファンタジーとして、ビジュアルの豪華さと世界観の広がりが本当に魅力的だったけど、ストーリーが少し散漫で物足りなさが残る作品です。2018年の映画で、マッケンジー・フォイ演じる少女クララが、亡き母の遺した鍵を探して四つの王国へ迷い込み、くるみ割り人形のフィリップ(ジェイデン・フォーラ=ナイト)と一緒に冒険する物語。チャイコフスキーの名曲を基調に、雪の王国、花の王国、甘いお菓子の王国、そして第四の王国という幻想的な世界が広がってて、宮殿のきらびやかなセットや衣装、魔法の生物たちのデザインがもう圧倒的に美しいんですよね。
特に心に残るのは、クララの成長と母への想い。最初は自分の世界に閉じこもりがちだった彼女が、冒険を通じて勇気を持って世界を救う姿が、静かに胸を打つ。キーラ・ナイトレイ演じる砂糖の精やヘレン・ミレン演じる母の友人みたいな存在も、華やかで印象的。クライマックスの戦いや、くるみ割り人形が本当の姿に戻る瞬間は、ちゃんとワクワクするし、クリスマスの魔法みたいな温かさが漂ってるんです。音楽ももちろん最高で、チャイコフスキーのメロディーが流れるたびに鳥肌が立つ。
でも、正直に言うとストーリーが詰め込みすぎで、展開が急ぎ足。キャラクターの関係性や第四の王国の謎が深掘りされず、「え、ここで終わり?」って感じちゃう部分が多い。悪役の存在も少し唐突で、もっとドラマチックに描いてほしかったなって思う。ディズニーのライブアクション実写化らしいゴージャスさはあるけど、前作の『アリス』や『美女と野獣』みたいに心に深く残る感動まではいかないんですよね。
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