京介
2025/11/10 18:28
スペース・ヴァンパイアQ
スペース・ヴァンパイアQ
1966年 アメリカ 劇場未公開
スタッフ 監督:カーティス・ハリントン 脚本:カーティス・ハリントン、ステファニー・ロスマン
製作:ジョージ・エドワーズ 撮影:ヴィリス・ラペニークス 音楽:ハロルド・ガーヴ
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キャスト デニス・ホッパー、ジョン・サクソン、ベイジル・ラスボーン、ジュディ・メレディス、フ
ローレンス・マーリー ほか
1990年のある日、国際宇宙工学研究所は宇宙からの信号をキャッチする。そして、その内容は異星人が地球に向けて大使を送ったということを知るのだ。しかし、その信号は火星を最後に途絶えてしまう。そこで国際宇宙工学研究所は調査のため火星へと向かう。火星に到着し、発見した宇宙船には死亡した異星人が…何かトラブルがあったのか、別の宇宙船が地球から出発していた。なぜか火星の衛星フォボスに着陸、そこで墜落したと思われる異星人の小型宇宙船を発見、その船内で唯一生き残っていたのは肌が緑色の美女だった。

本作の失敗は、しょうもない映像で火星までの道程を描き過ぎたことだろう。もう少し緑美女の恐怖を演出したほうが、ホラー要素の強い作品に仕上げられたのではないかと思うが、製作年的には「火星までの道程」に価値があったのかも。人類は、まだ実際に月へも行っていない時代の話だから、本作より一時代前の「プロジェクト・ムーンベース/月面基地スパイ大作戦(1953)」では宇宙ステーションとのドッキングシーンが長かったが、年代的に見たことも無い部分に時間をとる事に意義があったのかも。しかし、それにしても映像がショボい。まぁ、それが古いSF 映画を見て楽しむ事かも。
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