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matchypotter
2023/06/19 11:22

戦う女 ~無敵の女戦士たち~ <下>

いよいよ本コラム、最終章。<下>では、我が日本屈指の「戦う女」3人をご紹介。

 

戦う女 ~無敵の女戦士たち~ <上>

戦う女 ~無敵の女戦士たち~ <中>

 


エントリーNo.7 菜々緒

(C)2015「グラスホッパー」製作委員会

主な作品:『土竜の唄 香港狂騒曲』『銀魂』『グラスホッパー』ほか

 

何かもう色んな意味でスゴい。そもそもスタイルが現実離れしているので、映画における現実離れしたキャラクターを演じるのが得意、みたいな特異体質と言える。
特に『土竜の唄』『銀魂』あたりは、もう彼女にしかできないキャラとアクションで、その長い長い脚が“美”ではなく“武”になってる。


その容姿から、ここまで“女刺客”が板につく俳優もなかなかいない。さらに、がっつりゴリゴリアクションしつつ、バラエティも背負える、という両刀使い

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エントリーNo.8 栗山千明

(C)“Library Wars” Movie Project

主な作品:『無限の住人』『図書館戦争』『あずみ2』『バトル・ロワイヤル』ほか

 

日本の「戦う女」の上位ランカーであり、『キル・ビル』で世界戦デビューも果たしてる“本物”
その凛とした佇まいから繰り出されるパンチの鋭さは一級品。重みよりも、不純物のない切れ味と体裁やなりふり構わない手数で勝負するような疾走感
 

その動きだけではなく、表情眼力からもそのパワフルさが伝わってきて、一度標的にされたら殺されるまで殺されそうな鬼気迫る執念を感じる迫力。
錚々たる顔ぶれが揃う映画であっても孤高で他と一線を画す雰囲気を醸し出す独特のオーラが持ち味。
海外の人が「日本のアクション女優」を列挙すると早々に候補に出てきそうな存在

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(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会

エントリーNo.9 清野菜名

(c)原泰久/集英社 (c)2022 映画「キングダム」製作委員会 (c)Yasuhisa Hara/SHUEISHA (c)2022 KINGDOM Film Partners (c)YH/S (c)2022KFP

主な作品:『キングダム2 遥かなる大地へ』『耳をすませば』『TOO YOUNG TOO DIE!若くして死ぬ』ほか

 

もともととても清純派な見た目なのに、出演する作品がかなりエッヂの効いてる作品に出ているイメージ。その出演作ごとにそれを恐ろしくエッヂを効かせて乗りこなす


この『キングダム2』羌瘣(きょうかい)、これがもう、スゴ過ぎる。もともと原作コミックでその類稀なる能力と凄惨で骨太な過去を持ちいわゆる“ツンデレ”な羌瘣にハマってファンになったが、それをまさか実写で表現できる人類がいるのか、と驚愕。
ただでさえ特殊なキャラ設定の中、戦のシーンでの“舞”含め、彼女が躍動するシーンはもはや実写の域を超えていると思える思い切りの良いアクションを目の当たりにする。
 

今後の日本のアクション・SF映画において確実にさらなる飛躍を遂げると思われる逸材彼女に限界はナシ

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(C)2016 Asmik Ace, Inc./TOHO CO., LTD./J Storm Inc./PARCO CO., LTD./AMUSE INC./Otonakeikaku Inc./KDDI CORPORATION/GYAO Corporation

麗しく素敵な女性でありながら、圧倒的な“強さ”を兼ね揃える「戦う女」たち。
相手が屈強な男だろうと、人類ではなかろうと。過去であろうと近未来であろうと別世界であろうと。彼女たちの戦意は衰えるところを知らず、相手を駆逐し目的を成し得るまで決して止まることはない

めちゃくちゃ美しくカッコ良い俳優紹介コラム、これにて一旦閉幕。書いててテンション上がって楽しかった。他にもたくさんいらっしゃるが、それは次の楽しみにしておく。

 


<完>

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