グーニーズ
グーニーズ
1985年 アメリカ
落ちこぼれ少年4人組『グーニーズ』が偶然見つけた宝の地図をもとに、凶悪犯のフラテリー一家の攻撃をかわしながら、大海賊「片目のウィリー」の残した財宝を探す冒険と、大人への成長の物語です。
監督:リチャード・ドナー 製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、ほか
出演:ショーン・アスティン(マイキー)、ジョシュ・ブローリン(ブランド)、ジェフ・B・コーエ ン(チャンク)、コリー・フェルドマン(マウス)、ケリー・グリーン(アンディ)、マーサ・ プリンプトン(ステフ)、キー・ホイ・クァン(データ)、ジョン・マツザク(スロース)、 アン・ラムジー(ママ・フラテリー)、ジョー・パントリアーノ(フランシス)、ロバート・ダ ヴィ(ジェイク)、ほか

オレゴン州の港町アストリア。13歳のマイキー・ウォルシュ(ショーン・アスティン)は、兄のブランド(ジョシュ・ブローリン)と家でくすぶっていた。
その頃、警察からフランシス・フラテリ(ジョー・パントリアーノ)が脱獄、母親のママ・フラッテーリ(アン・ラムジー)の運転する車で弟のジェイク(ロバート.ディヴィ)とともに逃走した。

マイキーの家へ、友達が続々と集まってくる。スペイン語ができて口のうまいマウス(コリー・フェルドマン)、ドジでいつも腹をすかしているチャンク(ジェフ・コーエン)、発明家のデータ(キ・ホイ・クワン)の3人である。
彼らとウォルシュ兄弟は、自分たちをグーニーズと呼んでいた。ウォルシュ家は借金のかたに家屋をゴルフ会社に差し押さえられ、明日には
家を出なくてはならない。

屋根裏部屋で見つけた古地図に書かれているスぺイン語をマウスが解読したところ、海賊片目のウィリーが隠した宝の地図らしい。
宝を見つけて借金をかえそうと、とめるブランドをしばって、マイキーらは岬に行く。
そこには古ぼけたレストランがあり、あやしげな人物たちがいた。それがフラテリ一家だった。

後を追ってきたブランド、そしてチア・リーダーのアンディ(ケリー・グリーン)、ちょっと変わった女の子ステフ(マーサ・プリンプトン)と一緒にレストランの地下に入り込んだ。
中には死体と贋札の印刷機があり、暖炉の下に秘密の入口が見つかった。
フラテリ一家がもどってきたので、みんなは入

口から地下の洞窟へ。
とり残されたチャンクから話を聞いた一家が後を追いかけてくる。
チャンクは一家の末弟で、地下に鎖でつながれていた奇形のスロース(ジョン・マツザック)と仲良くなり、鎖をちぎって、2人も地下へ。
地下洞窟にはウィリーがさまざまな罠をしかけ
ていた。

それらの罠をかわして、ついに海賊船を発見、なかの宝石を手に入れた。と思った時、フラテリ一家が来て、みんなは追い出される。がウィリーの罠はまだ終ってなくフラテリ一家も船から逃げ出すはめに。
グーニーズは洞窟のすき間から外へ出て、心配していた家族と再会した。
宝石で借金もかえすことができる。
フラテリ一家はつかまった。

そして、海上に海賊船が漂い出てきて、グーニーズの話を信じようとしなかった保安官たちを驚かすのだった。
1985年にアメリカで大ヒットを記録した本作は、キッズアドベンチャーの金字塔として今もなお色褪せぬ人気を誇っています。
そんな本作の見どころは、子供が思い描く全ての
“最高”が詰まった冒険劇にあります。

スピルバーグ製作らしい子供版 "インディ・ジョーンズ" と呼べるストーリー。やたらとキャラの立った子供たち中でも、数々の発明品でみんなのピンチを救う、キー・ホイ・クァンのデータがサイコー水道管を破裂させたり、複数の巨大落石、落とし穴、ガイコツオルガン、ウォータースライダーといった数々の仕掛け、ラストの海賊船での大活劇まで夢とロマンあふれるアドベンチャーです。
シンディ・ローパーの主題歌も良いですね。
このように、当時子供だった世代が大人になった今も心に残り続ける魅力が『グーニーズ』にはあるます。ワクワクとドキドキの詰まった最高の冒険劇を、是非ご覧ください。
余談にはなりますが、映画の撮影で使用された一軒家が、売りに出されていました。
所在地はアメリカ オレゴン州の都市アストリアの高台。周囲は自然に囲まれていて、海や川を見下ろすことが出来る絶好のロケーションだそうです。
販売開始からたった6日で決まったそうです。ちなみに金額は165万ドル(約2億5000万円)
プレミアがついたにしても、周辺の価格からすると相当「ぼったくり」かも。?