DISCASレビュー

カッツ
2025/12/22 07:46

ホワット・ライズ・ビニース

2000年/監督:ロバート・ゼメキス

2000年に公開されたアメリカのサスペンス・スリラーで、ハリソン・フォードとミシェル・ファイファーが主演を務める。ハリソン・フォードは当初は理想的な夫・父親として描かれるが、物語が進むにつれて珍しく“悪役”としての一面を見せ、そのギャップが強い印象を残す。

特にミシェル・ファイファーが体を動かせない状態のまま、バスタブにお湯が満ちていくシーンは、本作屈指の緊迫感を生み出している。静かな恐怖がじわじわと迫り、観ている側も息を呑むほどのハラハラ感があった。

幽霊の存在をめぐるミステリーと、夫婦の関係に潜む秘密が絡み合い、最後まで目が離せないサスペンスに仕上がっている。ハリソン・フォードの意外な役どころと、ミシェル・ファイファーの恐怖に揺れる演技が際立つ作品である。

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