半魚人の逆襲
半魚人の逆襲
1955年 アメリカ
スタッフ 監督:ジャック・アーノルド 脚本:マーティン・バークレイ 原案・製作:ウィリアム・
アランド 撮影:チャールズ・S・ウェルボーン 音楽:ハーマン・スタイン、ジョセフ・
ガーシェンソン 編集:ポール・ウェザーマックス
キャスト ジョン・エイガー、ロリ・ネルソン、ジョン・ブロムフィールド、ネストール・ペイヴァ、
グランドン・ローデス、デイブ・ウィルロック、ロバート・B・ウィリアムズ、チャール
ズ・クレイン、ロバート・F・ホーイ、ブレット・ハルゼー、クリント・イーストウッド
リコウ・ブラウニング(水中)、トム・ヘネシー(陸上・水上) ほか
オーシャン・ハーバー海洋研究所のヘイズは半魚人ギルマンを捕獲するためにアマゾン奥地を訪れ、水上で爆発を起こして気絶したギルマンを捕獲する。ヘイズはギルマンを研究所に移送し、新聞記者からニュースを聞かされた動物心理学者ファーガソン教授は研究所があるフロリダ州に向かう。ヘイズは気絶したギルマンを目覚めさせて水槽に入れ、一般公開して一儲けしようと計画する。観客に公開される合間、ファーガソンは研究所の学生ヘレンと共にギルマンを使った研究を行い、次第に惹かれ合うようになる。一方、ギルマンもヘレンに好意を抱くようになり、危険を感じたファーガソンは彼女をギルマンから引き離す。逆上したギルマンは鎖を引き千切り水槽から脱走し、それに気付いたヘイズは殺される。研究所を脱走したギルマンは海に逃げ込み、警察や海軍が捜索を始める。

『半魚人の逆襲』は言わずとしれた『大アマゾンの半魚人』の続編であります。この映画は1955年に公開された唯一の3D映画であり、映画の舞台となるオーシャン・ハーバー海洋研究所のシーンはフロリダ水族館で撮影され、アマゾンのシーンはフロリダ州のセント・ジョーンズ川で撮影された。また、映画にはクリートの助手ジェニングス役として「クリント・イーストウッド」が俳優デビューしています。『半魚人の逆襲』は、古い映画ながらも今なお多くのファンに愛され続けている作品です。
余談ですが、この『半魚人の逆襲』、「スタートレック ヴォイジャー」の150話「狙われたマキ」にホロプログラムとして登場します。これを見ていたのがアメリカ50年代オタクのトム・パリス。ええ、しかも赤青メガネかけた3D版!