DISCASレビュー

怪物家族大暴れ

　1966年　アメリカ　劇場未公開

スタッフ　監督：アール・ベラミー　脚本：ジョージ・ティブルズ、ジョー・コネリー、ボブ・モシ

　　　　　ャー　製作：ジョー・コネリー、ボブ・モシャー　撮影：ベニー・クライン　音楽：ジャ

　　　　　ック・マーシャル　編集：バッド・Ｓ・アイザックス

キャスト　フレッド・グウィン、イヴォンヌ・デ・カーロ、テリー=トーマス、ジョン・キャラダイン

　　　　　、デビー・ワトソン、ブッチ・パトリック、ハーミオン・ジンゴールド、ロバート・パイ

　　　　　ン、バーナード・フォックス、アル・ルイス、リチャード・ドーソン　ほか

トランシルバニアを追い出され、アメリカにやって来たドラキュラ伯爵、彼の息子フラケンシュタインのモンスターとバンパイアの妻、そして孫の狼男。なぜか姪っ子は普通の人間だ。ある日イギリスの伯父が亡くなりフランケンが伯爵になると電報が来た。一家は船で渡英するが、そこには彼らを邪魔する大叔母と謎の組織が待ち受けていた。

『アダムスファミリー』のヒットを受けて製作された類似ホラー・コメディー。１９９５年ジョン・ランディスによってリメイクも製作された。長年住みなれた故郷を追われた怪物一家が、アメリカに移民しようと悪戦苦闘する姿を描く、怪物とは言っても特別な能力があるわけでもなく姿かたちが怪物ってだけで普通の人間。純粋でまるで子供のような心の持ち主で知れば知るほど好きになる。演出次第ではもっと面白くなったと思う。もし続きが作られたら見たいと思うぐらいには気に入った。