トップ > DISCASレビュー > 鬼龍院花子の生涯 カッツ 2025/11/09 07:23 鬼龍院花子の生涯 1982年公開、宮尾登美子の原作を五社英雄監督が映像化した、土佐を舞台にした壮大な愛憎劇である。主演は仲代達矢、夏目雅子、岩下志麻。大正末期から昭和にかけての激動の時代を背景に、侠客・鬼龍院政五郎と彼を取り巻く女たちの生き様が、絢爛かつ凄絶に描かれている。 タイトルにある「鬼龍院花子」は、主人公でなく、政五郎の養女・松恵(夏目雅子)が後に生んだ娘の名である。実際の主役は、夏目雅子演じる松恵であり、、特に「なめたらあかんぜよ」と啖呵を切る場面は、映画史に残る名シーンである。 いいね 共有する 共有する X facebook LINE リンクをコピー コメントする 0 件の返信 (新着順)