6月公開映画特集
6月の映画ラインナップは、多彩な作品が揃い踏み。過酷な運命に抗う若者のドラマから、新時代を切り開くアニメーション、家族の秘密に迫るサスペンス、そして息をのむサバイバルホラーまで、見逃せない作品が目白押しです。話題作が勢揃いした今月、映画館で心揺さぶる体験をお楽しみください。
Discover us編集部の気になる10作品を選定いたしました🙌
あらすじやおすすめポイントを読んで、みなさんの気になる作品も増やしてください😽
【Discover us編集部 PICK UP!】6月公開映画
6月7日 | あんのこと |
6月7日 | コードギアス 奪還のロゼ 第2幕 |
6月7日 | かくしごと |
6月7日 | 劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re: |
6月7日 | 違国日記 |
6月14日 | 蛇の道 |
6月21日 | 朽ちないサクラ |
6月21日 | バッドボーイズ: Ride or Die |
6月28日 | ルックバック |
6月28日 | A Quiet Place: Day One |
1.あんのこと
公開日:6月7日
あらすじ
21歳の主人公・杏は、幼い頃から母親に暴力を振るわれ、十代半ばから売春を強いられて、過酷な人生を送ってきた。ある日、覚醒剤使用容疑で取り調べを受けた彼女は、多々羅という変わった刑事と出会う。
大人を信用したことのない杏だが、なんの見返りも求めず就職を支援し、ありのままを受け入れてくれる多々羅に、次第に心を開いていく。
週刊誌記者の桐野は、「多々羅が薬物更生者の自助グループを私物化し、参加者の女性に関係を強いている」というリークを得て、慎重に取材を進めていた。ちょうどその頃、新型コロナウイルスが出現。杏がやっと手にした居場所や人とのつながりは、あっという間に失われてしまう。
行く手を閉ざされ、孤立して苦しむ杏。そんなある朝、身を寄せていたシェルターの隣人から思いがけない頼みごとをされる──。
おすすめポイント
2020年の日本で現実に起きた事件をモチーフに、『SRサイタマノラッパー』シリーズや『AI崩壊』の入江悠監督が映像化。19年のデビュー以来、数多の映画賞に輝き、TBS「不適切にもほどがある!」での熱演が話題となった最注目俳優・河合優実が、底辺から抜け出そうともがく主人公・杏を演じる。河合優美の圧巻の演技と感動的なストーリーが見どころ。
2.コードギアス 奪還のロゼ 第2幕
公開日:6月7日
あらすじ
光和7年、ネオ・ブリタニア帝国に占領された合衆国日本・旧ホッカイドウブロックに、「ナナシの傭兵」として知られる傭兵兄弟がいた。
非常に優れた運動能力とナイトメアフレームの高い操縦技術を持つ兄のアッシュ、頭脳明晰で情報収集、作戦指揮を担当している弟のロゼ。
シトゥンペバリアと呼ばれる難攻不落のエネルギー障壁により4年間、黒の騎士団の解放作戦を退けてきた第100代皇帝カリス・アル・ブリタニアと、彼に仕えるノーランドら皇帝直属の騎士アインベルク達は、再び世界を混乱へと陥れようとしていた。
依頼を受けたロゼとアッシュは、日本人レジスタンスの七煌星団と共に、皇サクヤ奪還のため、ネオ・ブリタニア帝国に立ち向かう。
おすすめポイント
「コードギアス Next 10years Project」で発表された、「コードギアス」シリーズの新作アニメーション『コードギアス 奪還のロゼ』がついに始動。新たな主人公、ロゼとアッシュ、2人の兄弟が繰り広げる"奪還"の物語が、新時代を切り開く!
監督に大橋誉志光、シリーズ構成に木村 暢を迎え、キャラクターデザイン原案にCLAMP、キャラクターデザインに木村貴宏、島村秀一とこれまでのシリーズを支えた豪華スタッフも集結。
3.かくしごと
公開日:6月7日
あらすじ
北國浩二の小説「嘘」を原作にしたヒューマンミステリー映画。母親の強烈な愛と嘘をテーマに、家族の秘密が明かされるサスペンスフルなストーリー。主人公の女性が隠している大きな秘密が徐々に明かされていきます。
絵本作家の千紗子(杏)は、長年絶縁状態にあった父・孝蔵(奥田瑛二)が認知症を発症したため、渋々田舎に戻る。他人のような父親との同居に辟易する日々を送っていたある日、事故で記憶を失ってしまった少年(中須翔真)を助けた千紗子は彼の身体に虐待の痕を見つける。
少年を守るため、千紗子は自分が母親だと嘘をつき、一緒に暮らし始めるのだった。 次第に心を通わせ、新しい家族のかたちを育んでいく三人。しかし、その幸せな生活は長くは続かなかった─。
おすすめポイント
北國浩二の小説「嘘」を原作にしたヒューマンミステリー映画。母親の強烈な愛と嘘をテーマに、家族の秘密が明かされるサスペンスフルなストーリー。主人公の女性が隠している大きな秘密が徐々に明かされていきます。
4.劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:
公開日:6月7日
あらすじ
“ぼっちちゃん”こと後藤ひとりは会話の頭に必ず「あっ」って付けてしまう極度の人見知りで陰キャな少女。そんな自分でも輝けそうなバンド活動に憧れギターを始めるも友達がいないため、一人で毎日6時間ギターを弾く中学生時代を過ごすことに。
上手くなったギターの演奏動画を“ギターヒーロー”としてネットに投稿したり文化祭ライブで活躍したりする妄想なんかをしていると、気づいたときにはバンドメンバーを見つけるどころか
友達が一人も出来ないまま高校生になっていた……!
ひきこもり一歩手前の彼女だったがある日“結束バンド”でドラムをやっている伊地知虹夏に
声をかけられたことで、そんな日常がほんの少しずつ変わっていく――
おすすめポイント
「ぼっち・ざ・ロック!」の劇場版総集編は、シリーズの魅力を凝縮した内容で、初めての視聴者にもファンにも楽しめます。主人公の成長やバンド活動を通じた友情の物語が、新たな視点で再編集されており、キャラクターの魅力やストーリーの面白さが引き立つ構成で、感動と笑いが詰まった一作です。観る人すべてに感動を与える作品です。
5.違国日記
公開日:6月7日
あらすじ
両親を交通事故で亡くした15歳の朝(早瀬憩)。葬式の席で、親戚たちの心ない言葉が朝を突き刺す。そんな時、槙生(新垣結衣)がまっすぐ言い放った。
「あなたを愛せるかどうかはわからない。でもわたしは決してあなたを踏みにじらない」槙生は、誰も引き取ろうとしない朝を勢いで引き取ることに。こうしてほぼ初対面のふたりの、少しぎこちない同居生活がはじまった。人見知りで片付けが苦手な槙生の職業は少女小説家。人懐っこく素直な性格の朝にとって、槙生は間違いなく初めて見るタイプの大人だった。対照的なふたりの生活は、当然のことながら戸惑いの連続。それでも、少しずつ確かにふたりの距離は近付いていた。
だがある日、朝は槙生が隠しごとをしていることを知り、それまでの想いがあふれ出て衝突してしまう――。
おすすめポイント
累計発行部数180万部を突破した、ヤマシタトモコの人気作品『違国日記』。「心が救われる」と大きな反響を呼んだ傑作コミックが、待望の映画化!
主人公・高代槙生を演じるのは、いまや国民的俳優のひとりとなった新垣結衣。近作映画『正欲』(23)でもこれまでのイメージを軽やかに覆した新垣が、不愛想で人付き合いが苦手、でも心の中に人知れず激情を隠し持った槙生を凛々しく熱演し、さらなる新境地を開拓する。
もうひとりの主人公・田汲朝にはオーディションから選ばれた新星・早瀬憩。初めて見る“風変りな大人”=槙生に戸惑いながらも、持ち前の天真爛漫さで槙生の心を動かしていく朝を、早瀬が瑞々しく体現した。
6.蛇の道
公開日:6月14日
あらすじ
ジャーナリストのアルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)と心療内科医の新島小夜子(柴咲コウ)は、パリの高級アパルトマンでミナール財団の元会計係ティボー・ラヴァル(マチュー・アマルリック)を襲撃し、郊外の廃墟に監禁する。
アルベールはラヴァルに娘のマリーが財団関係者に殺されたと問い詰めるが、ラヴァルは否認。焦るアルベールを小夜子が制止する。その後、小夜子はラヴァルを脅して撃ち、彼らは3ヶ月前に病院で出会った経緯を思い出す。
彼らはラヴァルから財団の実力者ピエール・ゲラン(グレゴワール・コラン)の名前を聞き出し、彼を拘束する。隠れ家でラヴァルとゲランを対峙させると、衝撃の真実が明らかになる。果たして、アルベールの娘は誰に、なぜ殺されたのか。国境を越えた復讐劇の先に待つ真実とは。
おすすめポイント
世界中の映画ファンから熱い視線を浴び続けてきた黒沢清監督の大作。
『蛇の道』は、そんな黒沢監督が、98年に劇場公開された同タイトルの自作をフランスを舞台にセルフリメイクし、自ら「最高傑作ができたかもしれない」と公言するほどのクオリティで放つリベンジ・サスペンスの完全版である。
7.朽ちないサクラ
公開日:6月21日
あらすじ
「疑いは絶対に晴らすから」そう言って立ち去った親友は、一週間後に変死体で発見された
愛知県平井市在住の女子大生が、度重なるストーカー被害の末に、神社の長男に殺害された。のちに、平井中央署生活安全課が女子大生からの被害届の受理を先延ばしにし、その間に慰安旅行に行っていたことが地元の米崎新聞に独占スクープされる。
県警広報広聴課の森口泉は、親友の新聞記者・津村千佳が約束を破って記事にしたのではないかと疑い、千佳は身の潔白を証明するために調査を開始し、1週間後に変死体で発見される。自分が疑ったから、千佳は何者かに殺されたに違いないーー。
自責と後悔の念に突き動かされた泉は、親友の再合戦に身を投じる。そして彼女は、ストーカー殺人と警察の不祥事に、かつて大事件を起こしたカルト宗教団体が絡んでいることを知り……。
おすすめポイント
「孤狼の血」や「佐方貞人」「合理的にあり得ない」など数々のシリーズが映像化されている、大藪春彦賞作家の柚月裕子。本作は彼女の「サクラ」シリーズのはじまりとなる「朽ちないサクラ」(徳間書店)の映画化となる。シリーズの主人公は県警の広報職員・森口泉、26歳。
本来は捜査する立場にないヒロインが、親友の変死事件の謎を独自に調査し、真相に迫っていく異色の警察小説。発行部数は続編の「月下のサクラ」と合わせて27万部を刊行する人気シリーズに育っている。
8.バッドボーイズ: Ride or Die
公開日:6月21日
あらすじ
人気シリーズの最新作。タフな刑事コンビが再び大活躍するアクション映画。新たなミッションに挑む彼らの姿が描かれ、笑いとスリルが満載のエンターテインメント作品です。
敵は巨大麻薬カルテル、そしてマイアミ市警!
マイアミ市警のバッドボーイズことマイク(ウィル・スミス)とマーカス(マーティン・ローレンス)の上司、故ハワード警部(ジョー・パントリアーノ)に麻薬カルテルと関係があったという汚職疑惑がかけられる。無実の罪を着せられた彼のために、独自に捜査を始めた2人は、〈容疑者〉として警察からも敵組織からも追われる身に――。上司が残した最後のメッセージ「内部に黒幕がいる。誰も信じるな!」という言葉を胸に、汚名返上のための命がけの戦いがマイアミを離れて繰り広げられる。四面楚歌の中、頼れるのはお互いに一人だけ――。
おすすめポイント
シリーズファンにとって待望の最新作。タフな刑事コンビが再び大活躍するアクションシーンとユーモアが満載。新たなミッションに挑む彼らの姿が描かれ、笑いとスリルが満載のエンターテインメント作品です。主演のコンビのケミストリーが再び炸裂する姿は絶対に見逃せません。
9.ルックバック
公開日:6月28日
あらすじ
学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートから絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ藤野だったが、ある日の学年新聞に初めて掲載された不登校の同級生・京本の4コマ漫画を目にし、その画力の高さに驚愕する。
以来、脇目も降らず、ひたすら漫画を描き続けた藤野だったが、一向に縮まらない京本との画力差に打ちひしがれ、漫画を描くことを諦めてしまう。
しかし、小学校卒業の日、教師に頼まれて京本に卒業証書を届けに行った藤野は、そこで初めて対面した京本から「ずっとファンだった」と告げられる。
漫画を描くことを諦めるきっかけとなった京本と、今度は一緒に漫画を描き始めた藤野。二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思いだった。しかしある日、すべてを打ち砕く事件が起きる…。
おすすめポイント
その演技力や類い稀な存在感が話題を集めている。もう一人の主人公である京本役は、映画『あつい胸騒ぎ』(23)『カムイのうた』(23)等では主演を務め、その目覚ましい活躍に拍車がかかる、吉田美月喜が担当。
藤本タツキ渾身の青春物語が、豪華スタッフ&キャスト陣によって、みずみずしくも繊細に、スクリーンに映し出される。
10.A Quiet Place: Day One
公開日:6月28日
あらすじ
“音を立てたら即死”は、この日[DAY 1]始まった―
物語は、ひとつの家族を襲ったあの衝撃から471日前、世界が沈黙した日[DAY 1]へと遡る。音を立てるものすべてに襲い掛かる謎の生命体が突如として大都市・ニューヨークに襲来し、猫を抱えた1人の女性は、“即死度MAX”のサバイバルを余儀なくされる。果たしてこの街に生き残る術など存在するのか。この絶望に、彼女はどう立ち向かうのか。そして、“音を立ててはいけない”というルールに人類はいかに辿り着くのか。究極のサバイバルの先に、彼女たちが見たものとは…
おすすめポイント
突如出現した“音”を立てるもの全てに襲い掛かる“何か”に支配され、崩壊した世界を舞台に、“沈黙”を守り生存を試みる家族の姿を描いたサバイバル・ホラーシリーズ『クワイエット・プレイス』の最新作。
世界が沈黙した日[DAY 1]を描く今作の舞台は、これまでの田舎町から一転、「音を立てないことが不可能」な大都市・ニューヨークへと移り、主人公は1人の女性とその猫に。シリーズ最大の謎である“何か”の襲来を映し出すことで、作品は圧倒的なスケールアップを果たしている。