パディントン2
『パディントン2』は、私にとって2017年の映画の中で一番「心がポカポカして、観終わったあと世界が少し優しく見える」最高のファミリー映画で、何度観ても笑って泣いて、幸せな余韻に浸っちゃう作品です。2018年に日本で公開された続編で、前作の可愛さをさらにパワーアップさせた完璧な出来。ベアのぬいぐるみみたいなパディントン(声:ベン・ウィッシャー)が、亡くなった叔母ルーシーのために完璧な誕生日プレゼントを探す話なんですよね。
まず最高なのは、パディントンの純粋さと優しさの爆発力。ロンドンの街でみんなに迷惑かけながらも、絶対に悪意がないから、誰も彼を嫌いになれない。ポップコーンを食べながら映画館で大騒ぎしたり、牢屋で囚人たちにマーマレードを振る舞ってみんなを笑顔にしたり…そんな小さな行動が、次々と奇跡を起こしていくんです。特に牢屋の中のシーンは神回で、厳つい囚人たちがパディントンの影響で劇団みたいになって、みんなでミュージカルっぽく踊り出すところは、もう爆笑と感動の嵐。ヒュー・グラント演じる悪役ハドソンも、最初は嫌味ったらしいけど、だんだん彼の過去が明らかになって「ただ寂しかっただけ」って気づかされて、切なくなるんですよね。
ストーリーはシンプルだけど、ちゃんと「優しさは伝染する」っていうテーマが深くて、観てるこっちまで「自分ももっと優しくなろう」って思わせてくれる。家族の絆も温かくて、ブラウン一家がパディントンを信じて全力で助けに行く姿が胸熱。クライマックスの裁判シーンは、笑いと涙が交互に来て、観終わったあと「これぞハッピーエンド」って実感するんです。
映像も美しいし、音楽も軽快で、子供から大人まで全員が楽しめるバランスが完璧。前作よりさらにユーモアが増してて、ジョークのキレが抜群。ヒュー・グラントのコメディ演技も最高で、彼の「落ちぶれた元スター」っぷりが笑えるのに、どこか哀愁があって好きです。