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2026/01/17 09:16

人類SOS!

人類SOS! 

別題:トリフィドの日 ~人類SOS!~

原題:The Day of the Triffids

 1963年 アメリカ 劇場公開:1963年9月4日

スタッフ 監督:スティーヴ・セクリー、フレディ・フランシス 製作:ジョージ・ピッチャー 原

     作:ジョン・ウィンダム 脚本・製作総指揮:フィリップ・ヨーダン 撮影:テッド・ム

     ーア 音楽:ロン・グッドウィン 美術:セドリック・ドーウェ 編集:スペンサー・リ

     ーヴ 

キャスト ハワード・キール、ニコール・モーレイ、キーロン・ムーア、ジャネット・スコット、マー

     ヴィン・ジョーンズ、ユアン・ロバーツ、アリソン・レガット、ジャニナ・フェイ、キャロ

     ル・アン・フォード、ジルジ・ハウザー、ジェフリー・マシューズ ほか

ある日、地球に大量の流星雨が降り注いだ。それを見た地球上の大部分の人々は翌日には失明してしまったが、アメリカ人船員ビル・メイスンは目に包帯を巻いて入院していたため、失明をまぬがれる。やがて、動き回る食肉植物トリフィドが現れ、目の見えなくなった人々を襲いながら急速に繁殖していく。ビルが途中で目の見える少女スーザンを救い、安全な場所を求めてさ迷い続ける一方、海岸の灯台に篭もっていた生物学者のグッドウィン夫妻も失明を免れていたが、トリフィドの魔手はその灯台にまで迫っていく。

突然この地球上に歩く植物が生まれ、人間やほかの動物を殺して食べるという奇想天外なSF小説、原作との相違点は、まずトリフィドの設定が大きく作り直されていること、小説では人類により栽培されていたトリフィドが、この映画では宇宙から飛来した地球外植物となっている。そして、トリフィドの造形や動きも、映画ならではの見所の一つである。1963年という時代の面影がもちろんあるが、デザインは今見ても十分不気味だし、魅力は十二分にあると言える。あと作品から受ける印象で、SF映画でも、ちょっと陰鬱になりそうな重めのドラマに仕立てるのは、やはりイギリスというお国柄なんでしょうか。明らかに雰囲気がアメリカ映画と違います。ビジュルアルも含めて古臭い古典SF作であることは拒めません。でも、そういうのを気にしない娯楽映画好きの人は見ても損はないと思います。

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