DISCASレビュー

k.a
2025/08/22 07:32

ポゼッション

『ポゼッション』(1981年、フランス・西ドイツ、原題:Possession)は、アンジェイ・ズラウスキー監督による心理ホラー・ドラマ映画。ベルリンで、秘密裏に離婚を計画するマーク(サム・ニール)と妻アンナ(イザベル・アジャーニ)の関係が崩壊し、アンナの異常行動と謎のクリーチャーとの関わりが明らかに。アジャーニの狂気的な演技(特に地下道シーン)とニールの感情の爆発が、離婚や冷戦下の不安を象徴的に描く。クリーチャーデザインや血みどろの展開は強烈だが、難解な寓意や長尺で好みが分かれる。

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