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2025/08/29 13:14

フランケンシュタインの逆襲(1965)

フランケンシュタインの逆襲(1965)

 1965年 アメリカ

スタッフ 監督:ロバート・ガフニー 脚本:ジョージ・ギャレット 製作:ロバート・マッカーテ

     ィ 撮影:ソール・ミドウォール 製作総指揮:アラン・V・アイスリン

キャスト マリリン・ハノルド、ジェームズ・カレン、ルー・カッテル、ナンシー・マーシャル、

     ロバート・ライリー、デイヴィッド・カーマン ほか

アメリカ政府は、宇宙飛行士の犠牲を根絶するため、ソーンダース大佐(ロバート・レイリー)という名の宇宙ロボットを作った。この宇宙ロボットの打ち上げは成功したかに見えたが、地球へ向かう火星人の一隊がロケットと間違えて宇宙船を粉砕してしまい、宇宙ロボットはパラシュートで地球に降下した。ところで、この火星人たちは、内乱で荒廃した自分たちの遊星を建てなおすために、妊娠能力のある女性を探しに地球へ向かっていたのだ。ところが、宇宙船粉砕の一件で、まさかロボットとは知らずパラシュートで降下した人物に自分たちの顔を見られてしまったと思い、彼を追って、プエルト・リコのジャングルに着いた。そして火星人は、レーザー・ガンで宇宙ロボットを攻撃。顔の半面を焼かれ、電子操縦機能を失ったロボットはフランケンシュタインに形相を一変した。操縦機能を失ったロボットは暴れまわり、一方、火星人たちも、発見されるのを恐れながら、妊娠能力のある魅力的な女性を強引にさらって暴れまわっていた。プエルト・リコは恐怖と暴虐の島に一変した。

1957年にハマーフィルムで製作された「フランケンシュタインの逆襲」とは全くの別物。同じ邦題
が故に比較され、酷評され幻となった怪作。全編に渡り、鬼気迫る意味の無いド派手な演出と薄い内容は近代映画以上。色んな意味で恐い!幻のトンデモホラーの傑作、必ず貴方を魅了する?かも。

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