アルマゲドン・パニック
アルマゲドン・パニック
2008年 スペイン
スタッフ 監督:F・ハビエル・グチエレス 製作:アントニオ・バンデラス 撮影:ミゲル・アンヘ
ル・モラ 音楽:アントニオ・メリベオ
キャスト ビクトル・クラビホ、マリアナ・コルデロ、エドゥアルド・フェルナンデス、
ジュアン・ガルバン ほか
西暦2060年、国連事務総長より巨大隕石が72時間後に地球と衝突すると発表。数ヶ月前から起こっていた太陽風の影響で隕石の軌道が変化したためで、アメリカとロシアが協力体制をとり軌道修正の対策をとるも失敗に終わっていた。しかも磁場の変化により、この数時間のあいだにパナマ湾沖などの世界各地で次々と飛行機が墜落。さらに被害は拡大し中国では隕石落下により2600人以上の犠牲者が出ていた…。政府は国民に不安を与えぬよう間際まで発表を控えていたが、直径50kmの巨大隕石が時速約9万kmで進んでおり、地球への衝突は間逃れないと判断した。外は市民が暴徒化し街は惨劇状態!すでに逃げ場の無い状態に!果たして人類は巨大隕石から逃れることができるのか!本当に地球は滅亡してしまうのか!

「第58回ベルリン国際映画祭正式出品作品として注目され、マラガ・スペイン映画祭では作品賞・初脚本賞・助演女優賞の3部門を受賞。そしてスペイン・アカデミー賞として名高いゴヤ賞では録音賞を受賞するなど、本作のクオリティの高さは保障済み!」との事ですが、この手の映画には誇大広告・誇大パッケージが付きものです。タイトルとストーリーが全く合っていません。隕石ほぼ関係ありません。それっぽい話が序盤に出てくるだけです。映画の大半は最後の時間を過ごす家族の様子を描くだけです。そこに邪魔者(殺人鬼)が入ってくる感じで、ホラー演出が下手過ぎるし殺人鬼の目的もよく分かりません。パッケージに至ってはこれはとんでもない詐欺ですね。一応最後まで見ましたが、見ててすごく退屈でしたし、すげぇイライラしました。「それでも」と言う方がありましたら、暇つぶしにどうぞ。